アストンマーティンのハイパーカー「AM-RB001」が公開。レーシング専用エンジンを搭載し、価格は4億円超えか

2020-05-26

アストンマーティンのハイパーカーモデルとなる「AM-RB001」の画像が一部公開されています。

この個体のパワートレインは、排気量6.5LのレーシングエンジンをベースとしたコスワースV12気筒エンジンが搭載され、トランスミッションにおいては、リカルド社が供給する7速ギヤボックスが採用されており、これはマクラーレンでも採用されているパーツになりますね。

その他にも、長年アストンマーティンのパートナーを務めてきたマルチマティック社によるカーボンモノセルが採用され、極限まで軽量化が図られているとのことです。


馬力については、最高出力 約900psを発揮するとのことで、これはクロアチアを拠点にするリマック社の電気モータを採用しており、回生ブレーキによってエネルギーを回収することで、強力なハイブリッド駆動を実現させた特別なシステムを供給しているとのこと。なお、ブレーキはモータスポーツで大きく活躍しているアルコン社製を採用。

LEDヘッドライトやテールライトの開発は、ハロゲンからHID、LEDを非常に得意とするWIPAC社が担当。

今回開発された「AM-RB001」は、一つ一つのパーツがとにかく特別なメーカより採用されたものばかりで、アストンマーティンが絶対の自信をもって提供するハイパーカーであると考えます。
なお、生産台数は150台のみで、価格は最大でも4.3億円ほどと言われています。