SCGがニュルブルクリンクの記録を塗り替えるため「SCG003S」を開発

2020-05-26

アメリカの自動車メーカSCG(Scuderia Cameron GGlickenhaus)車が、ニュルブルクリンク最速記録を所持しているポルシェ「918スパイダー」の6分57秒(恐らくランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の6分52秒が最速になると考えられる)よりも30秒速いラップタイムを目標に「SCG003S」を現在開発中とのこと。

これを達成すれば、1983年にポルシェ「956」グループCレーシングカーでステファン氏が設定した6分11秒のNordchleife史上最高記録の20秒以内に到達することが可能とのことです。


ちなみに「SCG003S」は、排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、0-100km/hは3秒未満、最高速度350km/hになるといわれています。
シャシーはカーボンファイバーのモノコックシャシーを使用(これは兄弟車種の「SCG003」のパーツを共用)しており、生産台数も相当に限定されるとのこと。

また、先日発表されたアストンマーティンのハイパーカー「AM-RB001」とは大きく異なるスタイリングではあるものの、SCGは、空力抵抗や走行性能においては「SCG003S」の方がパフォーマンス力は高いと主張。
ちなみに「SCG003S」の価格は未だ公開されていないものの、約2.2億円は大幅に上回るとのことです。