アメリカチューナーがポルシェ911GT3RSを過激カスタム!直管仕様で580馬力以上、その姿はどう見ても公道走行不可のレーシングモデル
久々に1016インダストリーズがポルシェ911GT3RSを過激カスタム
アメリカ・マイアミに拠点を置く名門チューナー・1016インダストリーズ(1016 Industries)が、ポルシェのハードコアモデルとなる911GT3RS(Porsche 911GT3 RS, Type 991)を過激カスタム。
1016インダストリー曰く、今回は「レーシングカー」仕様にイメチェンし、可能な限りカーボンパーツの取付けと、従来モデルよりも圧倒的なパフォーマンスを提供するためにエンジンスペックも向上しているそうです。
具体的にどのようにカスタム&チューニングされたのかチェックしていきましょう。
その見た目は911GT3 Cupをイメージさせるようなレーシングカー風(もちろん公道走行可)
こちらが今回公開された911GT3RSをベースにした過激カスタムモデル。
確かにぱっと見は公道走行不可のレーシングモデルに見え、そのイメージを更に際立たせるためにワイルドホワイトをベースにした、シルバーやブラック、グラスグリーンのアクセントカラーが何とも強烈。
更にフロントスプリッターからフロントフードの一部、サイドスカート、リヤフェンダーの一部などには、カーボンファイバーパーツを使用しています。
この真正面から見た時の迫力は中々のものがありますね。
1016インダストリーズが装着したパーツとしては、レーシングモデルからインスピレーションを受けた新デザインのフロント&リヤバンパーやカーボンフード、カーボンインテーク、ダクト、ドアミラーを採用。
リヤウィングは全幅ギリギリで911GT3 Cupをモチーフに
リヤデザインもかなり強烈。
全幅いっぱいのカーボンファイバ製巨大リヤウィングは、911GT3 Cupを想起させるものがあり、足もとのリザードグリーンのブレーキキャリパーやセンターキャップホイールなどもオリジナル且つボディカラーとマッチしていて非常にユニーク。
なお足元のY字5スポーク鍛造アルミホイールについては、今回はグロスブラックにペイントされていますが、シンプルなブラックからマットブラック、シルバーといった様々なカラーリングにも対応していて、今回はあくまでもサンプルの一つを公開しているだけになります。
この他の変更としては、ストレートパイプヘッダーや特注のミッドパイプなどを採用し、更に排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンをベースに、最高出力580hp以上にまで向上させるエンジンチューニングキットも準備。
インテリアまでは公開されていないものの、専用ロールケージやレーダースキャナーなども採用されていて、外から内までレーシングモデル風に拘った一台に仕上げられています。
ポルシェ以外にもランボルギーニやマクラーレンのカスタムも担当している1016インダストリーズ
こちらはランボルギーニのマイナーチェンジ前となるエントリーグレードのウラカンLP580-2(Lamborghini Huracan)専用エアロキット。
基本的にはウラカンLP580-2に備わっている純正パーツをそのままに、カーボンファイバー製のエアロキットを装着したシンプルなスタイル(1016インダストリーズにしては結構珍しいかも?)。
細部を見ていくと、フロントスポイラーやサイドスポイラー、リヤディフューザー、大型リアウィングを装着することで時速177km/h程度で290kgのダウンフォースを生み出すことが可能となり、サーキットでのパフォーマンスも大幅に向上するそうです。
個人的に気になっていたホイールについては、ウラカンLP580-2の標準装備となるKari19インチとなり、ブラックペイント処理で引き締まった印象に。
なお純正且つ標準装備だったシルバー塗装のKari19インチアルミホイールのデザインは、ちょっといまひとつな印象はあったものの、ブラックペイント化により足元が引き締まって非常にカッコよくなったと思います。
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