マツダ「CX-5」等のディーゼルモデルがリコール。エンストや焼付きの恐れ有りだ

自動車ニュース”Response”の記事より、マツダ「CX-5」「アクセラ」「アテンザ」の2012年2月13日から2017年2月2日製造された計17万2,095台のディーゼルモデルがリコール。

リコールの内容としては、「インジェクタ」、「燃料リターンホース」、「エンジン制御コンピュータ(ECU)に不具合」とかなりの大がかりな内容となっています。
以下は、”Response”の記事の内容となり、非常に長文ではありますが、該当する車種のオーナーはしっかりと確認する必要がありそうです。

【インジェクタについて】
取付ナットの締結力が不適切なためインジェクタガスケットの面圧が低下することがあるとのこと。
そのため、燃焼ガスがシリンダーヘッドに吹き抜け、エンジンオイルが炭化しオイルストレーナを詰まらせ、油圧低下により警告灯が点灯。
そのまま使用を続けると、エンジンが焼き付き最悪の場合、エンストに至るおそれがあるとのことです。

【インジェクタの改善措置について】

全車両、インジェクタ取付ナットを増し締めにて対応。
また、油圧の異常が確認された場合はエンジン内部を洗浄し、オイルストレーナとエンジンオイルを交換。
リコール対象台数は6万617台で不具合は222件発生、事故は起きていないとのことです。

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【燃料リターンホースについて】
整備作業時の取扱いが不明確なため作業時に交換されなかった場合、ホース取付部のシール性低下やホース内部に亀裂が入ることがあるとのこと。
そのため、そのまま使用を続けるとホース取付部や亀裂部から燃料が漏れるおそれがあるとのことです。

【燃料リターンホースの改善措置について】
全車両、燃料リターンホースを改良品と交換。
リコール対象台数は15万9900台で不具合は15件発生、事故は起きていないとのことです。

【ECUの不具合について】
ECUについての不具合は3つ。
減速時のエンジン制御が不適切なため、気筒内圧力が低下し吸気バルブの閉じ力が低くなることがあるため、吸気バルブとバルブシート間に煤が挟まり圧縮不良となって、エンジン回転が不安定になるほか最悪の場合、エンストに至るおそれがあるとのこと。
また、インジェクタ制御回路の電圧変化によるノイズ対策が不適切なため、当該回路に許容を超える電流が流れることがあるため、回路が損傷し短絡することでヒューズが切れ、燃料噴射が停止しエンストに至るおそれがある模様。
過回転制御が不適切なため、アクセル全開等の際、吸気経路内のブローバイガスに含まれるオイルが燃焼室内で燃焼しエンジン回転が上昇することがあるとのこと。
そのため、エンジンの潤滑が不足して焼き付き、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがある。

【ECU不具合の改善措置について】
全車両、制御プログラムを対策プログラムに修正。

リコール対象台数は減速時のエンジン制御が17万2095台で不具合は370件発生。
インジェクタ制御回路の電圧変化によるノイズ対策は14万6702台で不具合は98件発生。
過回転制御は17万2095台で不具合は46件発生しているとのこと。

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