マジか。ジュネーブにて、ブガッティ「EB110 GT」が目撃に。恐らくこの個体はもう見れない

2020-05-26


スイス・ジュネーブにて、何とも珍し過ぎるブガッティ「EB110 GT」が目撃に。

「EB110」といえば、イタリアのブガッティ・アウトモビリSpAが製造・販売していた個体ですね。現行のブガッティ「ヴェイロン」のデザインに反映される前のため、特徴的なフロントグリルやライトの形状が昔のスタイリングは角ばった印象ですね。


ブガッティ・アウトモビリSpAといえば、1987年にイタリア実業家のロマーノ・アルティオーリ氏がブガッティの商標を手に入れ、モデナに設立した自動車会社であり、ブガッティの創立者であるエットーレ・ブガッティの誕生から110年目の1991年に「EB110GT」を発表したことがきっかけでした。
つまり、「EB110」というのは、”エットーレ・ブガッティ(EB)”と”生誕110年(100)”からきた由来なわけですね。

今回紹介されている「EB110」は、排気量3.5L V12気筒DOHC60バルブエンジンに4基のターボチャージャーを装着し、縦置きタイプのミドシップエンジンとして搭載されています。
パワートレインから見てもわかる通り、V型12気筒のわりに排気量が少ないのですが、ショートストロークであるために8,000rpmで最高出力560psを発揮するまさしくDOHCの特徴をいかした高回転型エンジンなわけですね。