マセラティがまたまたリコール。今度は「ギブリ」等が勝手に動き出す恐れ

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、マセラティ「ギブリ」等がリコール。

リコールの内容としては、シフトレバーおよび燃料パイプに不具合があるとのことで、詳細は以下の通り。

【シフトレバー】
シフトレバーが、シフトポジション選択後に中央位置に戻る構造のため、車両停止前にPレンジにシフトできないものの、ドライバーがPレンジにシフトしたものと誤認することがあるとのこと。
そのため、駐車ブレーキをかけずに車外に出ると車両が動き出すおそれがあるとのことです。

改善措置としては、全車両、コントロールユニットのソフトウェアを書き換え、特定の条件下で自動的にギアがPレンジにシフトするよう改善。
また合わせて、ドアの開放をより確実に検知するためドアラッチを対策品と交換を行い、同機能に関わる取扱説明書の追補を発行しユーザーに配布するとのこと。


【燃料パイプ】
燃料パイプについては、製造が不適切なため接続カプラー取付部のパイプの内側が損傷しているものがあるとのこと。
そのため、接続カプラー取付部に隙間が生じて燃料が漏れ最悪の場合、火災に至るおそれがあるとのことです。

改善措置としては、全車両、燃料パイプを良品と交換するとのことです。

なお、対象となるのは、シフトレバーのリコール対象車が2013年4月17日から2015年7月22日に輸入された1,573台のモデルで、燃料パイプは2013年9月12日から2015年7月22日に輸入された1,250台がリコールとなります。