これはお洒落だ。スレートグレーにレッドのストライプが入ったポルシェ「911R」

2020-05-27

イギリスにて、スレートグレーというボディカラーにレッドのストライプが入ったポルシェ「911R」が納車された模様。
スレートグレーというボディカラーが存在していたことすら知りませんでしたが、まずこのような特殊なカラーの組合わせというのは、これまでに無かったのではないか?と思うほど強烈なコントラスと言えそうです。


ちなみに、この個体の内装のシートはフルバケットシートで、「918スパイダー」や「911GT3RS」にも採用されている特注モデルのフルバケットシートとのこと。

ただ、肝心なのはこの車体の価格で、恐らくこのモデルも転売の対象?になるのかもしれませんが、やはりこういった希少性の高いカラーだからこそ街中で頻繁的に走行させて欲しいと感じてしまいます(私自身、スーパーカーや一般車にかかわらず、走らせてナンボだと思っている)。

実はこんなカラーも存在していた!
関連記事①:世界で1台。フェラーリのロッソ・コルサを用いたポルシェ「911R」が登場。ボディカラーだけでスーパーカー1台分?!


世界限定991台のみ生産されたポルシェ「911R」は、ハイパフォーマンスモデル「911GT3RS」のパワートレインとなる排気量4.0L 水平対向6気筒エンジンを搭載し、貴重なマニュアルミッションを掛け持った希少なモデルであり、現在での中古車市場価格は約1億円にまで上昇(新車価格は2,629万円)。
そんな希少なモデルに、フェラーリの専用カラー”ロッソ・コルサ”に身を纏った「911R」が納車したとのこと。

この「ロッソ・コルサ」カラーの「911R」は、現在のところ世界でたった1台しか存在しない個体とのことで、オプションとしてドアサイドには”Porsche”のロゴが入ったホワイトのアクセントを追加、そしてブラックのセンターキャップ付となるホワイトカラーのアルミホイールが装着されていますね。

このボディカラーの具体的な価格は不明ではあるものの、以前、「911ターボS・エクスクルーシブシリーズ」に大蛇をイメージしたPhyton Green(パイソン・グリーン)というボディカラーは、約1,200万円のオプション費用(中古のスーパーカーが購入できる金額)が掛かっていましたが、恐らく”ロッソ・コルサ”もそれに近い費用が発生するといわれてます。

ちなみに、過去の記事でも紹介したポルシェ「918スパイダー」にも採用された”リキッド・メタルブルー”がランボルギーニ「アヴェンタドールSV」に採用されていましたが、こちらのカラーオプション費用は約800万円となっています。

これがポルシェ1台分のボディカラーだ!
関連記事②:とんでもないカラーのランボルギーニ「アヴェンタドールSV」が納車。カラー代だけでポルシェ1台分

スコットランド・エジンバラにて納車されたランボルギーニ「アヴェンタドールSV・クーペ」。
こちらの個体は、世界限定600台の中で最後の600台目のオーダー品であるとのことで、オプション等含めて約2,400万円の費用がかかった「アヴェンタドールSV」史上最高額の(正規ディーラ経由での)カスタマイズモデルになるとのこと。

特に一番注目すべきなのは、ランボルギーニの完全オーダーメードシステムとなる「アド・ペルソナム」において作成された”リキッド・メタルブルー”という超特殊カラーで、これはポルシェ「918スパイダー」にも採用されている12層にも塗られた最高峰の塗装技術であるとのこと。
そのため、このボディカラーだけで約800万円というとんでもない金額が発生しており、ポルシェ「718ケイマン」(約770万円)が購入できてしまう程。

ちなみに、「アヴェンタドールSV」といえば、ボディカラーとのメリハリを付けるために、ロアパーツはブラックまたはカーボンファイバ製となっていますが、それらも全てボディカラーと同色の”リキッド・メタルブルー”にペイントされ、中央4本出しのマフラやホイールに至っては24金が使用されています。

なお、この個体を完成させるために、ランボルギーニ・エジンバラは、本国のイタリア本社に対して、合計20時間を超える電話説明、イタリア本国への度重なる訪問・打ち合わせにより完成した超大作であり、ランボルギーニ史上最高の自信作とコメントしています。
余談ですが、オプション込でのこの個体の価格は約8,000万円にも上るとのことです。