BMW「i3」が何度目かのリコール。今度はレンジエクステンダーの不具合で火災の恐れ有

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、BMW「i3」がリコール。

リコールの内容としては、燃料蒸発ガス排出抑止装置(パージエアホース)の不具合によるもので、モータ駆動用電力を発電するレンジエクステンダーにて、蒸発ガスを燃料蒸発ガス発散抑止装置(キャニスター)から原動機に送るパージエアホースの配索が不適切なため、当該ホースが電源ケーブルと干渉することがあるとのこと。
そのため、走行時の振動等によりホースが損傷して損傷箇所から蒸発ガスが漏れ、漏れた蒸発ガスが触媒等の高温部位にかかると最悪の場合、火災に至るおそれがあるとのことです。


対象となるのは、2013年11月19日から2016年12月16日に製造された「i3」のみで1,458台がリコールとなります。

対策措置として、全車両、パージエアホースを点検し損傷がない場合は、干渉防止用プロテクターおよびケーブルストラップが装着されているか確認し、装着されてない場合は追加するとのこと。
なお、パージエアホースが損傷している場合は、新品に交換する、リコール作業を行うとのことです。