中国にて、テスラ「モデルX」がクラッシュし大炎上。乗員が「モデルX」のドアの開き方に対してクレームと1億2,000万円の賠償請求【動画有】

2020-05-26

中国にて、テスラ「モデルX」を所有するドライバが、火災に伴う事故の影響で、「モデルX」の独特な開き方をする”ファルコン・ドア”にケチをつけ、更にはテスラ・チャイナに約1億2,000万円の賠償請求をしたとのこと。


なぜ、このようなことになってしまったのかというと、「モデルX」を所有する女性オーナーのリー・タダ氏 曰く、この車両の後席にボーイフレンドを乗せながら、「モデルX」を時速約75km/hで走行中に、コンクリートのサイドレールに衝突し、そこから180度回転して、フォード「フォーカス」に衝突してしまったと主張。

このとき、「モデルX」は大炎上しており、一刻も早く車内から抜け出す必要があったのですが、「モデルX」の特徴でもある電動開閉式の”ファルコン・ドア”が作動せずに、後席のボーイフレンドが置き去りになってしまったとのこと。

何とか、ボーイフレンドは脱出することができたものの、40日以上の入院に加え、鼻の骨折、口周りの激痛となったため、リー・タダ氏は、「モデルX」のドアの開き方にケチをつけるだけでなく、ボーイフレンドの身体的・精神的ダメージはテスラが与えたものだ、とあまりにも傲慢な主張をし、賠償金として約1億2,000万円を請求しているとのことですが、テスラ・チャイナはこの要求を断固として拒否しているとのことです。