軽量化のために実用性を完全無視。ロータス「340R」がオークションにて登場、予想落札価格は1,140万円

2020-05-26

ロータスの限定車両となる「340R」がオークションにて登場。
この個体は、世界限定340台のみ製造されたモデル(日本には30台のみ)で、かなりスパルタンでありながら、あらゆる個所にカーボンファイバー製のパーツを装着し、車体重量は680kgという徹底的に軽量化を図った希少モデルでもあります。

ただ、この「340R」は軽量化を図っている分、ルーフはもちろんのことドアも無く、おまけにエアコンなどの空調装置を搭載していないところが大きなウィークポイントになっています。
パワートレインとしては、排気量1.8L 水冷直列4気筒DOHCを搭載し、最高出力は170ps→190psにチューンアップ、0-100km/hの加速時間は4.4秒にて到達、走行距離は約12,000km走行済みとなっています。
トランスミッションは5速MTで、駆動方式は後輪駆動(MR)となります。


内装は非常にシンプルで、ボディカラーに近いステアリング周りのブルーカラーが何とも印象的ですね。

シャシーベースはオールアルミを使用しており、更にアルミホイールはマグネシウム素材を採用する等、スーパーカーにも適用されていない最先端素材をふんだんに活用。更には、タイヤはYOKOHAMAゴムと共同開発にて作られた専用タイヤが装備されています。

しかも、この個体はワンオーナーであるため、ディーラでの定期メンテナンスも実施済みであり、非常にコンディションは良好とのこと。
予想落札価格は900万円~1,140万円とされていますが、可能性としてはもう少し上昇かもしれないとのこと。

Reference:autoevolution

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ロータスは、主要ラインナップにある「エキシージ」の特別仕様車「炉エキシージ・350スペシャルエディション」をイギリスとドイツ、日本にて50台の限定販売を開始することを発表しました。

この「エキシージ・350スペシャルエディション」は、ロータスがチェスハントからヘセルに拠点を移してから50年が経過したため、その記念として発売されたものと言われています。
仕様としては、通常のパーツからカーボンファイバー製スポーツシートや、鍛造アルミホイール等の装着により、車体重量を26kg程まで軽量化。

また、パワートレインの方も今回の軽量化により若干の向上が見られ、0-100km/hの加速性能が3.9秒→3.7秒にまで短縮されています(排気量3.5L V型6気筒スーパーチャージャーエンジンの搭載)。

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