ギネス認定レベル。約42万km走行したランボルギーニ・ムルシエラゴが登場

2024-01-22

40万km超えのスーパーカーがこの世に存在していることも驚き

恐らく、スーパーカー史上最も多く走行されたであろう、オレンジカラーの2008年式ランボルギーニ・ムルシエラゴ(Lamborghini Murciélago, LP640-4)。

この個体は、2017年5月時点で418,000kmも走られたことで有名で、しかも未だに使用されているとのこと。

この個体を所有するのは、イギリスの高級レンタカー会社の社長を務めるサイモン・ジョージ氏。

約42万km走行するにあたって、一体どれだけのパーツ交換と維持費が発生したのかを確認してみると…

・タイヤとブレーキロータを14回交換

・クラッチ交換8回

・給油回数は余裕で500回以上

・各種オイル交換は20回以上

とのことですが、もちろん上記以外にも様々なパーツ交換も発生しているとのことで、これらを加算すると約6,000万円もかかっているとのこと(ちなみに、当時の新車購入費用は約3,500万円)。


過去に一度だけ事故したことがあり、そのときの修理費用は約1,300万円!

しかし、上記の維持費以外に最も費用が発生したのは、2012年にこの個体が、高速道路にて走行中にステアリングホイールのコントロールを失ってしまいクラッシュしたときで、そのときの修理費用として約1,300万円が発生したとのこと。

しかしジョージ氏は「エンジンが無事であれば何も問題ない」と、何の躊躇もなく修理したそうです。

修理が完了した後、この個体は今もなお、ジョージ氏の通勤車両として活躍しているとのことで、目指すは50万km走破とのことですが、この時点で間違いなく世界一走ったスーパーカーであり、ギネス記録認定となってもおかしくない、紛れもない「スーパーカー」といっても良さそうですね。

ちなみにスーパーカーではないものの、約40年間毎日ポルシェ911ターボに乗り続けて、約120万km走破した猛者や、テスラ・モデルSを僅か3年間で約40万km走破した人物も存在しているみたいですね。

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Reference:AUTOBLOG.NL