Pogea Racingがフェラーリに続いてアルファロメオ「4C」もカスタム。477馬力の過激スーパースポーツに

2020-05-27

ドイツの有名チューナー・Pogea Racingが、先日フェラーリのミドシップV8ツインターボモデル「488GTB」のカスタムモデルを公開しましたが、今回は同じフィアットグループのアルファロメオ「4C」のカスタムモデル「4C Nemesis(ネメシス)」を公開しました。
Pogea Racingは以前、最高出力319hpを発揮するアルファロメオ「4C」のカスタムモデルの開発を進めていた経緯もあって、今回その延長線となる更なる過激モデルを開発。

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ベースとなる排気量1.8L 直列4気筒ターボエンジンからボアを拡大することで排気量2.0Lへと容量アップし、これにより大きな吸気バルブとGarret GTXターボとの組合わせにより最高出力240hp→477hpへと約2倍近くパワーアップ、加えて最大トルクも350Nm→535Nmへと向上しています。

これによるパフォーマンス性においても、0-100km/hの加速時間は3.6秒、最高時速308km/hにまでスペックアップ。

エンジン内部以外にも、パワーゲインをサポートするために、新たなバンパーやスポイラー、そして何ともダークなグレーカラーにペイントジョブした、新たなカーボンファイバボディキットを装着しています。

インテリアについても、ブラックを基調としレッドのアクセントカラーを加えた本革スポーツシート、アルカンターラを用いたダッシュボード周り、そしてカーボンファイバパネルを多く流用したサイドシル等、高級感漂うスーパースポーツへと進化しています。

価格帯については言及していないものの、この特別なカスタムボディーキットは、世界限定5セットのみ販売されるとのことです。

Reference:Zero2Turbo