遂に2017年モデル・新型「フォードGT」のレビュー動画が公開に。エキゾーストはかなり低め【動画有】
アメリカのフォード社が販売する2017年モデル「フォードGT」の最新レビュー動画が公開されました。
過去に「フォードGT」のサーキットでのラップタイムが2分09秒に対し、マクラーレン「675LT」が2分10秒、フェラーリ「458スペチアーレ」が2分12秒ということから、各メーカの特別モデルよりも速いという結果が出ていますが、その驚異的な加速力とエキゾーストサウンドをレビュー動画にて確認することができますね。
ちなみに、「フォードGT」のパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒エコブースとエンジンを搭載し、最高出力647ps、最大トルク745Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は不明ながらも、最大速度は348kmというとんでもない記録を持っています。
なお、「フォードGT」には、合計5つの走行モードが存在することがしており、そのうちの2つは限られた条件のなかで使用できるモードとなっていて、そのシーンに合わせた走行を忠実に再現させてくれるのだとか。
ちなみに、走行モードとしては「Wet」「Normal」「Sport」「Track」「V-Max」の全5種類が存在し、その中でも「V-Max」モードは「フォードGT」を最高速度にまで到達することができる唯一のモードであるとのこと。
ただし、このモードに切り替えるためには、車両を停止させた状態で「P・パーキング」ギヤを選択し、そこからまずは「Track」モードを選択。
つまりは、「V-Max」モードに切り替えるには、事前に「Track」モードにした状態で走行し、その後ある程度スピードが乗った状態で切り替える必要があるということですね。
ちなみに、「V-Max」モードは、空力抵抗を極限まで小さくするためにリヤウィングを可変にし、高速走行時のクラッシュを防ぐための安定制御システムが構築されているとのこと。
「Track」モードは、フロントエアインテークをクローズにし、リヤウィングをある領域まで可変にして、安定性とトラクションコントロールをアクティブする機能があるとのこと。
なお、いずれの走行モードを選択していても、サスペンションの剛性やスロットルキャリブレーション、トランスミッションコントロール、車高等の設定が変更されるため、ある意味レーシング仕様に近いコンディションになると考えられますね(その他の「Wet」「Normal」「Sport」はアクセルレスポンスや路面の状態に合わせて最適な走行を実現するモードとなります)。