マツダ「アクセラ」の教習車がリコール。助手席シートが傾き、異音が発生

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、マツダ「アクセラ」の教習車がリコールというちょっと変わった内容に。

リコールの内容としては、教習車の助手席に不具合があるとのことで、座席高さを調整するリフタリンクの強度が不足している他、リフタリンクの抜け止め防止用プッシュナットの固定方法が不適切なため、リフタリンクに亀裂が入ったりプッシュナットが外れることがあるとのこと。
そのため、そのまま使用を続けると座席から異音やガタが発生し、最悪の場合、リフタリンクが破損もしくは外れて座席が傾くおそれがあるとのことです。


対象となるのは、2009年6月23日から2010年9月9日までに製造されたモデルで、659台がリコールとなります。

対策措置としては、全車両、リフタリンクを点検し亀裂が無い場合はリフタリンクに補強ブラケットを追加するとともに、プッシュナットを2枚構造にし、異音防止スプリング小を追加するとのこと。
リフタリンクに亀裂がある場合は、シートアジャスターユニットを対策品に交換するリコール作業を行うとのことですが、既に2017年2月9日に届出を行ったにも関わらず、対象部品の選定に一部誤りがあったことが判明したとのことで、対象部品を追加して届出を行っているとのことです。