マクラーレンのEVモデルは2023年から?2022年には半数のラインナップがハイブリッドモデルに

2020-05-26

イギリスのスーパーカーメーカであるマクラーレンが、2023年にアルティメットシリーズ「P1」のEVモデルを新たに検討していると同時に、現在粛々と準備が進んでいる、2022年までにマクラーレンの半分のラインナップをハイブリッドモデル化するというトラック22プロジェクトがスタートしようとしています。


最近では、プログラム開発のエグゼクティブディレクターであるMark Vineels氏が「電気自動車は非常に美しいものであり、将来的には必要な技術となる」とコメントしており、EVモデルの必要性や開発への意気込みを語っています。
しかし、その一方でEVモデルならではの欠点もいくつかあるとのことで、そのことについては徐々に解決していく必要性があるとのこと。

例えばスーパーカーをEVモデルにすると、バッテリー容量を向上させる必要性があり、それ以外にもスーパーカーのパフォーマンスを大いに発揮するためには、大きな電力が必要となるため、バッテリー容量以外にも冷却性についても更なる工夫が必要とのこと。

走りの質に大きくこだわるマクラーレンだからこそ出てくる問題に対し、バッテリー業界としてもマクラーレンから得られる情報というのは非常に大きな財産であることは周知されており、恐らくEVモデルを開発するにあたって、加速・走行性能においては、マクラーレンがEV業界にて1枚も2枚も上手となる可能性も出てきそうですね。

Reference:AUTOCAR