マンソリーがフェラーリ「458スパイダー」専用キットを公開。「エンツォ・フェラーリ」を意識したボディやホイールにもカーボンを使用

2020-05-27

「世界で最も豪華で華やかな車造り」を信条としているチューナーのマンソリーが、何ともド派手なフェラーリ「458スパイダー」専用のボディキットを公開に。

今回公開されているボディキットには、フロントボンネットとフロントノーズにカーボンを採用し、特にフロントのカーボンノーズ(またはVulture:禿鷹を意味)については、フェラーリのV12気筒モデルとなる「エンツォ・フェラーリ」をモチーフにしているとのこと。


もちろん、フロントのカーボン化に加えて、フロントバンパーやリヤディフューザー、カナード、リヤウィングにもカーボンが多用されているため、一目でカーボンパーツでのカスタムがわかるほどに豪華な仕上がりとなっています。

また、専用のスポーツサスペンションを装着することでローダウン化を図り、更にはForgiatoのカーボン製ホイールと非常に高価なセラミックブレーキも着用されています。

パワートレインにおいては、排気量4.5L V型8きとう自然吸気エンジンをそのままに、ECUプログラムの調整により、最高出力578ps→590ps、最大トルク540Nm→560Nmまで向上。

なお、この過激なボディキットは世界限定3セットのみとなっています。

Reference:autoevolution

関連記事:何これヤバイ。マンソリーがド派手なフェラーリ「812スーパーファスト」をジュネーブMSにてデビュー(2018/3/6投稿)

主にスーパーカーのカスタムを手掛けるマンソリーが、フェラーリのV12NAモデル「812スーパーファスト」を過激にカスタム。
この個体は、本日より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて公開される特別なカスタムモデルとなりますが、同モーターショーデビューに先立ち早くもイメージデザインが公開されています。

今回のカスタムモデルは、「F12ベルリネッタ/599GTB」にもインストールされた特別なボディキットで、豊富なカーボンファイバパーツをパッケージングし、かなりド派手な視覚的変化を追求。
フロントフードはもちろんですが、フロントエンドにもカーボンファイバパーツを使用することで、見た目の向上に留まらず軽量化にも相当な力を入れている模様。

サイドデザインにおいても、サイドスカートやドアミラー、フロントウィングエアエクストラクタ、大型リヤウィングに大量のカーボンファイバパーツを使用。
リヤデザインを確認することはできませんが、こちらにおいてもド派手なカーボンファイバ製リヤディフューザーを装着していることに間違いは無さそうです。

足回りにおいても、マットブラック仕上げの鍛造アルミホイールに、リム周りにはレッドのアクセントを追加。ブレーキキャリパは、フェラーリのシンボルカラーでもあるイエローを採用しています。
なお、パワートレインは排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンはそのままに、エンジンスペックにおいても最高出力800psとチューニングは施されていないとのことです。