フェラーリ最後の自然吸気モデル「812スーパーファスト」が遂に日本にて公開。価格も判明【動画有】

2020-11-14

以前にスイス・ジュネーブモーターショー2017にて公開された、フェラーリ最後のV12自然吸気モデルとなる「812スーパーファスト」が、先日、日本について遂に初公開されました。


ちなみに、「812スーパーファスト」は前モデル「F12ベルリネッタ」の後継モデル(改良モデル?)となっており、以下の通りスペック面等でも大きな向上が見られています。

・排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン搭載
・新規でのシャシー技術を採用
・最高出力800psで、最大トルク705Nmを発揮
・エンジンはもちろんフロントマウント
・恐らく”V型12気筒自然吸気エンジン”としては最後のモデル
・7速デュアルクラッチギヤボックスに対応
・0-100km/hはわずか2.9秒、0-200km/hは7.9秒にて到達
・最高速度は340km/h
・電動パワーステアリングが追加(スライドスリップコントロールテクノロジーにて動作)
・後輪駆動モデル

上記以外にも、LEDヘッドライトが新しく変更され、フロントグリルもヘキサゴン形状に近いデザインになっていますね。

ちなみに、日本に割り当てられている台数分は全て完売しているとのことで、納期としては約3年半という情報も有りますが、やはりV12最後の自然吸気モデルだけあって、そのプレミア価値は十分に高いと考えられますね。
なお、価格は3910万円からとなっており、オプション込々で約4,500万円は固そうなところ。

また、これは補足程度ではございますが、「812スーパーファスト」の名称由来は「F12」の”F”の置換えとして、V型12気筒エンジン本来の性能を持つ最高出力800psの”8″をもじって「812」にしたといわれていますね。

Reference:AUTOCAR JAPAN