芦有(ろゆう)ドライブウェイに行ってきました。見渡す限りポルシェ・ポルシェ・ポルシェだった件

2020-05-26

本日、芦有(ろゆう)ドライブウェイ・東六甲展望台に訪問。
元々懸念していた天気については、朝7時過ぎの時点で曇り空が広がり、ちょっと雨が降りそうな感じではあったものの、何とか持ち応え、むしろ過ごしやすい朝を過ごすことができましたね。

また、本日の芦有は、360度見渡す限りポルシェ・ポルシェ・ポルシェと、東六甲展望台駐車場の6~7割がポルシェだったのではないか?という程にポルシェ率が高かったですね。


本日芦有に到着したのは、早朝7時50分と少し遅めの到着。
空を見てみると、雲が広がっていますが、適度な湿度であり暑くも寒くも無いといった非常に過ごしやすい気温だったと思います。

朝8時半を過ぎると、東六甲展望台駐車場がほとんど埋まっていますね。
以下の写真の通り、手前側からほとんどがポルシェですね。
この日は、ポルシェ「ケイマンGT4」や「911カレラS」「911SC」「964」「911GT3」「911ターボS」といった幅広いモデルたちが登場していました。

その中でも、私の中でちょっとした刺激を受けたポルシェがコチラの「993」モデル。

詳細な型式を確認するのを忘れてしまいましたが、ある意味一番衝撃を受けた個体かもしれません。
こちらのオーナー様、本日名古屋から訪問されたとのこと。
ポルシェオーナーの集まる聖地ということもあって、一度は訪問しておきたいとのことで、その夢が実現。特に本日は東六甲駐車場のほとんどがポルシェだったため、大正解だったのかもしれませんね。

こちらの個体、かなりサーキットにて走り込んでいるとのことで、写真越しからでもフロントスプリッターが飛び石で傷だらけになっているのが確認できますね。
フロントの水色とレッドのストライプも個性的で非常にユーモアのある一台ですね。

ちなみにリヤはこんな感じ。
明らかにリヤウィングの様子がおかしいですね。

更に拡大してみると、リヤウィングの上にさらにオリジナルのリヤウィングが装着されていますね。
外付けで固定されたワッシャと六角穴付きボルトがDIY感を醸し出していますね。

他にも、マセラティ「グランツーリズモS」「ギブリ」、かなり珍しいジャガー「XJ」、フェラーリ「F430」、ロータス「エヴォーラ」、BMW「M3」等の欧州車両も多数参加されていました。

他にも、TVR「タスカン」というマニアックすぎる個体も登場。
ロングノーズ・ショートデッキであり、フロントライトが6つ。
意外と知られていないのが、こちらの個体のルーフはFRP製の手動脱着式。

おまけにリヤウィンドウはガラスではなく、アクリル製という妙な拘りっぷりを発揮しています。
車体サイズは全長4,235mm、全幅1,810mm、全高1,200mmと意外と大柄でありながらも車体重量は1,100kgとかなり軽量。

ちなみに、リヤウィンカーはリヤバンパーにはなく、リヤガラス上部に装着されていますね。

最後は、とにかく注目度の高かった珍車中の珍車が登場。

ナッシュ「メトロポリタン」ですね。
1917年から1938年まで”アメ車”として人気を博していたナッシュ。
その後、ケルビネータ社との合併や、ハドソン・モーター・カー・カンパニーの買収による社名変更等、様々な荒波に揉まれてきたアメリカ兼イギリス自動車メーカでもありますが、1957年に消滅。

特に今回のモデルは、1956年に登場した「メトロポリタン」ということで、この個体が登場以降、ナッシュ社が消滅し、「メトロポリタン」自体がブランド企業となったため、「ナッシュ社製のメトロポリタン」という肩書がついたのは、この個体が最後。

ちなみに、この個体は永瀬正敏さんが主役を演じた映画「私立探偵 濱マイク」に登場する主人公の濱マイクの愛車としても有名ですね。

本日は、とにかくポルシェが多いという印象を受けるも、普段では中々お目にかかれない珍車にも巡り合うことができ、非常に楽しいひと時を過ごすことができました。
また、次回も訪問したいと思います。

過去の芦有ドライブウェイ記録はコチラにてまとめています。