ホンダのチーフエンジニアが語る。新型「シビック・タイプR」は序章に過ぎない

2020-05-27

ホンダの新型「シビック・タイプR」が、日本国内にて7月下旬より正式発表され、8月より販売をスタートするわけですが、早速海外ではジャーナリストやユーチューバ―によるレビューやインプレッションが行われています。

今回の新型「シビック・タイプR」は、通常モデルとして販売され、日本での販売価格は約460万円程。
そして、ニュルブルクリンクでの最速記録を持つフォルクスワーゲン「ゴルフGTI クラブスポーツS」のラップレコードを塗り替え、FF最速伝説の名を取り戻した「シビック・タイプR」のパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン”VTEC TURBO”を搭載し、最高出力320ps、最大トルク400Nmを発揮します。


そんな、注目度の高い「シビック・タイプR」について、ホンダのチーフエンジニアである松本氏は、「より安定した販売台数を維持できるように、徐々に多くのバリエーションを増やしていく。今回のタイプRはあくまでも序章に過ぎなく、今後さらにユーザが期待するモデルを発表していく」とコメント。

具体的なバージョン等は不明ではあるものの、少なくとも、フォルクスワーゲン「ゴルフR」やフォード「フォーカスRS」、スバル「WRX STI」といったハイパフォーマンスモデルよりも強力なスペックを有するモデルを作り出していくようなニュアンスを残していますが、そうなってくると少なくとも通常モデルでの販売の可能性は低いと考えられ、”特別仕様車”という形にて新たなグレードを発表してきそうな予感もしますね。

Reference:CARSCOOPS