アウディ福井にて、新型SUV「Q2」を見てきました。斬新なスタイリングがまさに”♯型破る”【動画有】

2020-05-27

本日、アウディ福井さんにて、新型コンパクトSUVモデルとなる「Q2」を見てきました。
残念ながら、試乗車の方は未だ生産が追い付いていないとのことで、来月の7月頃に手配されるとのこと。
そのため、今回は「Q2」の試乗は断念し(来月に持越し)、代わりに展示車をチェック。

なお、この日は朝一での訪問でありながら、お客さんも非常に多く、特に「Q2」の展示車両を見に来る人ほとんで、中々間近でチェックすることができなかったのですが、そういった中でも非常に限られた時間ではありましたが、特別に単独で撮影等もさせていただきました。
担当者様をはじめ、アウディ福井さんには心から感謝申し上げます。


今回、展示車車両として配置されていたのは「Q2 1.0 TFSI sport」という排気量1.0Lターボの中間グレード。ボディカラーは標準色のアイビスホワイトになりますね。
基本的なスペックは以下の通りとなります。

【「Q2 1.0 TFSI sport」スペック】
エンジン:排気量1.0L 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ
最高出力:116ps
最大トルク:200Nm
駆動方式:FWD(前輪駆動)
全長×全幅×全高:4,200mm×1,795mm×1,530mm
使用ガソリン:無鉛プレミアム(ハイオク)

ちなみに、「Q2」の各グレード毎の価格帯は以下の通り。

「Q2 1.0 TFSI」・・・2,990,000円
「Q2 1.0 TFSI sport」・・・3,640,000円
「Q2 1.4 TFSI cylinder on demand sport」・・・4,050,000円

まずはフロントデザインから確認していきますが、とてもSUVとは思えない程にコンパクト且つクーペ&ステーションワゴンチックなスタイリングであり、これまでのアウディには無かった斬新なデザインのようにも感じられます。

周りには複数のお客さんもいらっしゃったこともあり、全体のシルエットを撮影することはできませんでしたが、様々な角度から確認しても「A1」「A3」「Q3」といったモデルには属さず、「Q2」のキャッチフレーズにもなっている”♯型破る”という言葉通りの単独デザインですね。

アウディの現在の象徴ともいえるシングルフレームグリルは、非常に大口となっており、フロントやロアのメッシュもかなり攻撃的。
フォグランプは輝度の関係から、配置されておらず、フロントヘッドライトと共通で配置されることに。

正面から見るヘッドライトのデザインはこんな感じ。
個人的には、フロントフォグランプ位置のところも、メッシュデザインの方がよかったのではないか?と思ったりします。

ヘッドライトはこんな感じで点灯。
デイライトはシームレスのLEDライトに加えて、単眼のLEDヘッドライトという、最近のアウディらしさを残した近代的なデザインですね。

続いてはリヤデザイン。
リヤは非常に大人し目にも見えますし、リヤコンビネーションランプは横長でも縦長でもなく非常にコンパクト。
フロントのLEDデイライトに併せているように感じられますね。

なお、気になるウィンカーについては、「Q3」や「Q5」同様にフロントは点滅式で、リヤが流れるウィンカーという不思議な組合わせ。
(トヨタ「C-HR」はフロントが流れ、リヤが点滅式ですね)

動画で確認すると以下の通り。
フロントはLEDデイライトが点滅し、リヤは中々珍しいところから流れていますね。

タイヤについては「Q2 1.0 TFSI sport」と上位グレードの「Q2 1.4 TFSI cylinder on demand sport」が215/55 R17(17インチ)となります。
ベースグレードの「Q2 1.0 TFSI」は215/60 R16(16インチ)とインチダウンします。
マフラーはグレードに関わらず左側1本出しとなります。

最後にインテリアを確認していきましょう。
インテリアシートは、標準装備となるファブリックシート。オプションでレザーシートの選択も可能なのですが、シート調整はいずれも手動式。
電動パワーシートとなると、最上位グレードの「Q2 1.4 TFSI cylinder on demand sport」のみになるとのことです。
シートに乗り込んでみると、シートの乗り心地は意外と固めで、バケット形状にもなっているため、ホールド感はしっかりとしていますね。

その他にも、インパネやセンターコンソール周りを確認していくと、人目につくところはメッキが施されており高級感を演出。
エアコンの吹き出し口にも独特なデザインに加えて、丸型というのも欧州らしさがありますね。

ステアリング周りはこんな感じ。
ステアリングは非常に細いのですが、ホイール径が意外にも大きく、しかしグリップ力はしっかりとあるため、操作性はかなり良さそうですね。
この辺りは、後日試乗して確認してみたいところ。