オランダにて、かなり希少なフェラーリ「F50」が目撃に。とても20年以上の個体とは思えぬ存在感

2020-05-27

オランダ・パラディーゾにて、ロッソ(レッド)カラーのミドシップモデルとなるフェラーリ「F50」が目撃に。
この個体は、フェラーリが創設50周年を記念して、世界限定349台のみ製作された希少車種となります。

ちなみに、当時の日本での販売価格は約5,000万円とのことですが、今現在では4倍以上の約2億円にて販売されるプレミアな個体としても有名で、新車購入条件として、「F50」を購入するときは、フェラーリ車両を同時に6台所有していることが絶対条件となっていました。


今回目撃されている個体は、特にこれといったカスタムや改造などは行われていないノーマル仕様であるものの、やはり大衆車とは大きく異なるシルエットは、約20年という時を経ても全く色褪せないスーパースポーツモデルであることを再認識させられますね。

特に、昔のスーパーカーは全体的に角ばったイメージがありましたが、フェラーリ「F40」や「F50」といったスペチアーレモデルは、角ばった部分と丸みを帯びた部分を併せ持つ中性的なイメージが大きいです。

この個体のパワートレインは、排気量5.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520ps、最大トルク471Nmを発揮。

なお、「F50」は、ルーフの取り外し(バルケッタ)が可能となっているものの、現在の「ラ・フェラーリ・アペルタ」やランボルギーニ「アヴェンタドール・ロードスター」といった簡易的な取り外しが可能なものではなく、工場での作業が必要なほどに大げさで、決して手軽なものではないとのこと。
(ランボルギーニ「ムルシエラゴ・ロードスター」も、ルーフの取り外しが非常に難しく、一人ではとても無理)

Reference:AUTO GESPOT