マセラティのボスが語る「アルフィエイリが本当のスポーツカーになる」。一方で「グラントゥーリズモ」は廃盤へ?

2020-05-26

マセラティ 兼 アルファロメオCEOである、レイド・ビッグランド氏が、今後のブランド製品に関する将来性についてコメント。

その中でも、同氏はマセラティが新たなモデルとして販売したSUVモデル「レヴァンテ」が世界的にヒットしたことにより、昨年退職予定であったにも関わらず、次なる新モデルに向けて引続きCEOを継続するとのこと。

関連記事:マセラティが2016年の年間販売台数を発表。SUV「レヴァンテ」が大きく貢献し4万台以上に


なお、レイド・ビッグランド氏は、マセラティの今後の5カ年計画について、”本当のスーパースポーツモデル”となる「アルフィエイリ」を早急に立ち上げていきたいとコメント。
しかし、その一方でマセラティのV8モデルとなる「グラントゥーリズモ」の売れ行きがかなり落ち込んでいることから、段階的に廃盤となり、新たなる後継モデルが登場する可能性があることを示唆。

次にアルファロメオについては、ほとんどコメントはしていないものの、現在の主要ラインナップとなる「ミト」や「ジュリエッタ」の後継モデルを開発していきたい旨をコメント。

ただ、ここで不思議なことは、(理由は不明であるものの)アルファロメオはヨーロッパを始め、メキシコや日本で非常に人気が高いブランドであるにも関わらず、今後のモデルにおいてはコンパクトハッチバック等のボディスタイルは販売しないかもしれないとコメント。
恐らく、今年の7月以降に発売されるであろう新型セダンモデルの「ジュリア」を全面的にPRしていくのではないかと思われますが、恐らく上記のコンパクトハッチバックの販売は継続され、「ジュリア」のハッチバックモデルも登場するのではないかとも考えたりします。

Reference:CARSCOOPS