福井県あわら市の金津創作の森「S fes V」に行ってきた【プジョー・シトロエン編】

2020-05-26

本日、7月1日(土)~2日(日)は、福井県あわら市にある「金津創作の森」にて、今年5回目の福井ヤナセグループ合同イベントとなる「S fes V」が開催中。

本イベントでは、プロレーシングドライバーのドライビングテクニックを助手席にて体感できる同乗走行・試乗体験会(完全予約制)が行われ、更にはポルシェ、メルセデスベンツAMG、プジョー、シトロエンといった各欧州車両の主要モデル(屋外展示)・最新モデル展示(屋内)、アクセサリーの展示・販売、ドライビングアシスタンス体験、自動駐車システム体験、自動車のらくがきといったイベントが行われます。
今回は、プジョー・シトロエンの展示車両をアップしていきたいと思います。


「金津創作の森」に訪問したのは、午前10時ちょい過ぎ。
お客さんもそこそこに多かったものの(欧州車にて訪問するお客さんも多かった)、本日はあいにくの雨模様ということもあり、中々展示車両を撮影することができなかったのですが、雨が不規則に降ったり止んだりするタイミングを見計らって何とか撮影することに成功。

プジョー・シトロエンは、ポルシェやメルセデスベンツAMGに比べると展示台数は若干少なかったものの、フランスメーカならではのお洒落な出で立ちや独特の風貌は、他社メーカでは表現できないものがありますね。
ちなみに、今回イベント会場に到着後、展示会場まで100m程距離があるのですが、なぜかシトロエン「C4」での送迎サービスが行われていました。
有り難く送迎サービスを受けましたが、乗車時間はたったの1分程。
後席に乗った印象としては、室内空間は非常に広いですが、天井が思った以上に低いという印象を受けました。
ルーフはパノラマルーフとなっているため、開放感がありました。

展示会場に到着すると、早速プジョーとシトロエンの展示車が一部並んでいましたね。
こちらの会場では、プジョー「208」のドライビングアシスタンス体験や、シトロエン「C4ピカソ」とメルセデスベンツ「Cクラス」の自動駐車システム体験を受けることができます。

ちなみに、屋外に展示されていた個体は、一部ではありますがプジョーは「308」「2008」が展示。

次いで、シトロエンは「DS3」「DS4」が展示されていましたが、「DS3」のフロントグリル周りには独特のメッキ加飾が施されており、他社にはないエキゾチックな雰囲気が漂っていました。

主要ラインナップは屋外展示のみとなりますが、新型車両やプレミアムモデルは屋内にて展示されており、プジョー・シトロエン以外にもポルシェやメルセデスベンツAMGも展示されていました。

ちなみに、屋内展示においては、新型のプジョー「3008」とシトロエン「C3」が展示。

まずは、プジョー「3008」からとなりますが、こちらは2016年10月にパリ・モーターショーにて一般公開された2代目となるクロスオーバーモデル。
新世代のPSA EMP2プラットフォームが採用され、先代モデルから大幅な軽量化とねじり剛性、乗り心地が向上。

日本国内でも、徐々に販売台数が伸びているとのことですが、欧州においては既に10万台のオーダーを超えており、そのほとんどが新規ユーザであるとのことで、それだけ今回のデザイン性やスペック面において、相当なインパクトとユーザの心を掴む魅力があったのだと思われます。

ちなみに、今回展示されていた個体は、日本導入記念モデルとなる「GTライン・デビューエディション」というもので、限定180台の販売になるとのこと。

気になるパワートレインは、排気量1.6L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力165ps、最大トルク240Nmを発揮するとのことで、排気量2.0Lクラスのエンジンを凌ぐパワーを有しているのだとか。

個人的に一番気になったのが、独特なデザインのフルLEDヘッドライト。
基本的には二眼のLEDに対し、その間にはフロントバンパーパネルの一部が入り込むことでより鋭さが増すという不思議なデザインとなっています。
一方のアローヘッドのデイライトも近代さを増して、プジョーの力強い顔つきをより一層に高めていますね。

ちなみに、ホイールは18インチとコンパクトクロスオーバーの中では大型に部類するのではないかと思いますが、このホイールのデザインも中々にカッコいいですね。

リヤデザインも非常にオシャレな3点式のテールライトとなっています。何となくではありますが、現行のフォード「マスタング」のテールライトにも似ていますね。
これは、”Lion’s Claw”というテールライトで、日本語では「獅子の鉤爪(ししのかぎづめ)」とも言われています。

インテリアも中々にオシャレですが、ナビゲーション画面サイズが12.3インチと非常に大型で、これはかなり魅力的なポイントでもありますね。
室内空間は広々としており、シート生地もテップレザーとファブリックのダブル素材で、適度な柔らかさがドライバを優しく包み込んでくれる印象。

最後は、7月より発表される超新型車両の登場です。

シトロエンの新型「C3」
こちらの個体は、7月より発表、そして9月より発売がスタートされる新型車両で、現在全国キャラバン中とのことですが、まさかこんなに早く現物を見ることができるとは思いませんでしたね。

シトロエン「C3」は、カクタスに非常に似た攻撃的なデザインが売りで、おまけに価格は216万円からとリーズナブル。

ホイールは16インチというサイズ感ではありますが、デザイン性が非常に優れており、不思議と大口径のようなサイズ感にも思えますね。

スタイリングも全体的に丸みを帯びていて、クロスオーバーというよりも、ハッチバックに近いですね。

ちなみに、ヘッドライトのロービームはLEDではなくHIDというのは驚きですが、ディーラによってはLEDに交換することも可能みたいです。

インテリアは少しだけ公開。
「C3」の内装は、旅行用のカバンをイメージしたデザインとなっているため、インナーのドアハンドルが金属ではなく、ベルト式になっていますね(これは中々にオシャレ)。
あとは、全体的に角々しい印象の薄いシトロエンですが、今回の「C3」もエアコンの吹き出し口を見てみると角を落とした丸っこいデザインが採用されていますね。

ちなみに「C3」のパワートレインは、排気量1.3L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力110ps、最大トルク205Nmを発揮します。

何気にシトロエンは個人的に気になるメーカでもあるので、「いつかはシトロエンに乗るのも良いなぁ」と改めて感じることのできた日でもありましたね。

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