ケーニグセグ「One:1」と同等のスペックを持つピンクカーボンの「アゲーラRS」が登場

2020-05-26

世界限定25台のみ生産されるケーニグセグ「アゲーラRS」の特別モデルが登場。
エクステリアは、ホワイトカラーのカーボンがベースとなっており、ルーフやリヤウィング、フロントスプリッター、サイドスカート、リヤディフューザといったエアロパーツ、ディテール部にピンクカーボンが使用されていますね。


ちなみに、「アゲーラRS」のパワートレインは、排気量5.0L フォード製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力1,115ps、最大トルク1,200Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は2.9秒、理論上の最高速度は440km/hにも上ります。

しかし、今回のピンクカーボンを身にまとった「アゲーラRS」は、世界限定6台のみ生産された幻のモデル「One:1」のスペックとなる最高出力1,360ps、最大トルク1,371Nmを有するエンジンを内蔵。
「アゲーラRS」のモデル、エンジンスペックを改良したモデルは今回が初めてとなりますが、車体重量は1,395kgと「One:1」の1,360kgよりも重くなるため、パワーウェイト比考慮すると若干の性能誤差が生じると考えられますね。

なお、こちらの個体は、年内に納車されるとのことで、ランボルギーニ「ヴェネーノ」やケーニグセグ「アゲーラXS」を所有する世界的に有名なオーナーであるクリス・シン氏と共に、ケーニグセグのグループに加入することが確定しています。

ちなみに、ケーニグセグ「One:1」の名前の由来は、最高出力1,360ps・車体重量1,360kgでパワーウェイトレシオが1:1であることから「One:1」という名称が付けられ、更には、最高出力1,360psというパワーが1メガワット相当になるとのことから「メガ・カー」と言われるようなっています。

Reference:autoevolution