アウディより「RS Q8」が登場する?ライバルはやはりBMW「X6M」か

2020-05-26

アウディSUVモデルの最上位に位置するであろう「Q8」ですが、それのハイパフォーマンスモデル「RS Q8」が登場するかもしれないとの噂が浮上しています。

これについて、アウディスポーツのStephan Winkelmann氏はAuto Expressに対して、明確に「RS Q8」の登場を示唆するコメントはしていないものの「アウディのSUVラインナップにおいて、最もハイパフォーマンスモデルを発揮できるモデルを販売していきたい」とのこと。


もちろん、これについては具体的な販売計画やデザイン性については触れられていないものの、とある情報では、アウディ傘下となるランボルギーニのSUVモデル「ウルス」と同じプラットフォームを使用し、更には同じパワートレインとなるV型8気筒ツインターボエンジン又はプラグインハイブリッドモデルをラインナップするかもしれないとのことです。

Reference:Zero 2 Turbo

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ランボルギーニの新型SUVモデルとなる「ウルス」が、半年後の12月4日に世界デビューすることが明らかとなりました。
オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ・コングレスによれば、ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏曰く、「ウルス」の最短納車は来年の中ごろになるいわれています。

なお、ランボルギーニは現在、「ウルス」の生産性を向上させるために、工場を80,000㎡から160,000㎡の2倍に増設し、新規の組立棟、塗装工場、物流センターを追加するとともに、今後4年間で600人の新規従業員を雇用する予定。
元F1チームのヘッドであったステファノ・ドメニカリ氏が培ってきた知識と経験を活かして、ランボルギーニを更に推し進めていくと同時に、納期遅延と言った問題を無くすように対策を進めていくとのこと。

なお、「ウルス」の車両本体価格は2,500万円以下の設定になるとのことで、年間販売台数を4,000台に設定している模様。
これは、ランボルギーニが昨年の世界販売記録である3,457台を「ウルス」だけで塗り替えることを意味し、それだけ「ウルス」にかける意気込みが相当に凄いことを意味するだけでなく、昨年のフェラーリの世界販売台数8,014台に並べるように大きく引き上げることにもつながっています。

また、ステファノ・ドメニカリ氏は、今後ランボルギーニモデルを2025年から2030年の間に新たに4モデルをラインナップ氏、更には世界一美しいスーパーカーである「ミウラ」の後継モデルも登場する可能性があるとコメントしています。