1973年式・ポルシェ「911カレラRS 2.7・ライトウェイト」がオークションに登場。予想落札価格は驚異の・・・?

2020-05-27

1973年式のポルシェ「911カレラRS 2.7・ライトウェイト」がRMオークションに出品されるとのこと。
この個体は、通称”ナナサン・カレラ”と呼ばれるもので、世界限定1,500台のみ製造された希少モデルで、欧州では過去10年間で最も急激に価格が高騰している個体としても有名に。
しかも、今回最もレアなライトウェイト仕様は世界限定200台であるとのことで、価格も更に高騰となっています。


「911カレラRS 2.7・ライトウェイト」は、「911S」のパワートレインとなる2.4Lから2.7Lの水平対向6気筒エンジンに排気量を拡大し、最高出力は210ps、更には車体重量も約100kgという大幅な軽量化にも成功。

更には、パーツ類においては、高剛性のスポーツサスペンション、大口径ホイール&ブレーキ、リヤフェンダー、ダックステールリヤスポイラーが採用。

シャシーナンバーは9113600354で、こちらのオーナーはスプリンター選手でありながら、スポーツカーレースにも参戦経験のあるPeter Zbinden氏で、ワン・オーナーのみとなっています。

車のコンディションは、定期的なメンテナンスを実施していたとのことで、非常に良好。
今現在でも全く問題なく走行可能とのことです。

内装は非常にシンプルなブラックとなっており、シートはフルバケットシートとなっています。

なお、こちらの予想落札価格は約1.7億円となっており、2004年時の中古車販売価格である約1,000万円から17倍の上昇がみられており、相当なプレミアモデルであることが確認できますね。

Reference:CARSCOOPS