波紋を呼ぶ噂のフェラーリ「F16X」。SUV?4ドアモデル?それとも・・・

2020-05-26

以前、フェラーリはこれまで「SUV・クロスオーバーモデルのフェラーリを作ることは有り得ない」とコメントしたものの、2021年にはクロスオーバーモデルが登場する可能性があり、既にコードネームも「F16X」として登録されている、という記事を紹介しましたが、AUTOCARはこれについて新たな情報を展開。

AUTOCARによると、これまで噂されてきたクロスオーバーモデルの「F16X」は、ランボルギーニ「ウルス」やアストンマーティン「DBX」、ベントレー「ベンテイガ」、ロールスロイス「カリナン」といった強豪ひしめくモデルが多数存在する中で、後発タイプ(トヨタ「CH-R」のような立ち位置)として発表されるのではないかと噂されてきましたが、実際には「F16X」はクロスオーバーモデルにはならないと主張。


一方、これについてフェラーリのセールス部門の主任であるEnrico Galliera氏は、「SUVは確かに速く走ることは可能だが、スポーツカーという部類には入らない。ましてや、4ドアモデルも同様で速く走ることはできてもスポーツカーとは呼べないし、我々はSUVや4ドアモデルを生産するつもりはない」とコメントしており、AUTOCARが情報展開している内容とフェラーリが言及する内容に早くもズレが生じ、実際のところ「F16X」がどういった立ち位置にあるのか不透明な状態に。

依然として、フェラーリのSUVモデルないしは4ドアモデルに関する情報は、特に進展は無いものの、フェラーリ「F16X」が2ドアモデルとして登場する可能性があるのかどうかすらも不明ですが、そうなってくると、こちらも併せて噂となっていた四輪駆動に加えてV型8気筒エンジン+ハイブリッドパワートレインが搭載されるかも?という情報の信憑性も更に怪しくなってきましたね。

Reference:autoevolution

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フェラーリCEOであるセルジオ・マルキオンネ氏は、これまで何度も「SUV・クロスオーバーモデルのフェラーリを作ることは有り得ない」とコメントしてきましたが、カーマガジンの内容によると、そのコメントは大きく覆り、2021年にはクロスオーバーモデルが登場する可能性があり、既にコードネームも「F16X」として登録されているとのこと。

一体どのような心境の変化なのか、それとも噂程度なのかは不明ではあるものの、近年ではアストンマーティン「DBX」やランボルギーニ「ウルス」といったスーパーカーメーカからのクロスオーバーモデルが今後登場するため、恐らくそれらが競合となるモデルを開発してくるに違いないとは思われます。
上に公開された予想レンダリングでは、”ハイライディング・クーペ”にも似ています。レンダリング画像を確認してみると、恐らく後部ドアのBピラーは存在しないものと思われます。

ちなみに、2020年に発売すると噂されている「GTC4ルッソ」の後継モデルも現在開発中とカーマガジンでは報告しており、クロスオーバーは更にその1年後に登場となる可能性が高く、プラットフォームは軽量アルミニウムが採用されるとも記載されており、かなり具体性があることから、もしかすると本当に販売される可能性がありそうですね。

ただ、エンジンスペックについては一部はっきりしていないものの、V型8気筒エンジン+モータのハイブリッドパワートレインが搭載されることが示されています。
駆動方式は四輪駆動(AWD)、システム出力は「GTC4ルッソ」の後継機から持ち越される可能性もあるとのこと。
なお、予想価格についても触れられており、恐らく最低でも4,100万円以上になるといわれています。