SCGの最強モデルが遂に生産開始へ。世界限定300台で、車両本体価格は2億円?!

2020-05-27

以前、スイス・ジュネーブモーターショー2017にて、アメリカの自動車メーカSCG(Scuderia Cameron GGlickenhaus)社が発表した、公道仕様車最速モデルとなる「SCG003C」「SCG003S」「SCG003CS」が、ようやく生産されることが発表されました。

5月中旬ごろに、「SCG」が、ドイツ・ニュルブルクリンクにて市販車最速となるランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の6分52秒という記録を、6分33秒というとんでもない記録で打ち破り、更なる注目を集めていたものの、ここ最近は全く話題にも挙げられず。


しかし、最近になって改めてSCGが登場し、予てよりアメリカの国土交通安全局より生産車両の製造許可が認可されたとのことで本格的に始動。
SCGは、自動車ガス排出規制問題において、ある一定の基準を満たしていないとの恐れがあり、度重なる調査を受けるも、見事にクリア。

その影響もあって、生産のスタート時期が遅れてしまったという背景もありますが、ようやくレーシング仕様の「SCG003」、キットカー仕様の「SCG003SC」、プロダクションモデルの「SCG003S」が製造されることとなります。

パワートレインは、排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力760ps、最大トルク800Nmを発揮。0-100kmの加速時間は2.9秒以内で、最高速度は349km/hまで到達。

デザインとしては非常にアグレッシブでまさしくスーパーカー。
エアロキットにはカーボンがふんだんに使用されています。

なお、この個体は約2.4億円から販売されるとのことで、2018年モデルは4~6台を生産するとのこと。ちなみに、2019年は倍近くの生産性を確保するために、工場の拡大を図っていくとのことです。

Reference:CARSCOOPS

関連記事:SCGがニュルにてランボルギーニの最速記録を一瞬で打ち破る【動画有】

以前、アメリカの自動車メーカSCG(Scuderia Cameron Glickenhaus)社の「SCG003」が、ニュルブルクリンクでのサーキットタイムを7分以下に抑えるという記事を紹介しましたが、今回本格的なサーキットタイムを打ち出すために再度ニュルにてデモ走行したところ、市販モデル最速のランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の6分52分をいとも簡単に塗り替えたしまいました。

ちなみに、今回の「SCG003」のデモ走行記録は6分40秒としており、しかも最高出力を600ps→500psにデチューンし、更には車体重量を100kgも増加。
悪条件を加えた中でこれだけの記録をたたき出した「SCG003」ですが、恐らく最良の条件にてサーキットタイムをたたき出すときは、とんでもない記録が更新されそうですね。