世界に一台だけのワンオフモデル。ランボルギーニ「コンセプトS」がオークションに登場予定

2020-05-27

ランボルギーニのワンオフ&コンセプトモデルとなる「コンセプトS」が、来月の8月18日にモントレーのRMオークションにて出品予定となっています。
こちらの個体、スイス・ジュネーブモーターショー2005にて、ランボルギーニ「ガヤルド」をベースにしたスピードスタータイプ(ウィンドウやルーフが無いため、クロスボウのようなウィンドウ・ディフレクターが装着)として登場。

「ガヤルド」にて確認できるアンギュラー・デザインを継承し、その後に誕生する「ガヤルド・スパイダー」のインスピレーションを受け、コックピットを2分割にしたデザインが何とも印象的ですね。


「コンセプトS」は、元々世界限定100台生産される予定でしたが、生産性の低さとコストパフォーマンスの悪さにより、最終的にはコンセプトモデルの1台しか製造できず、このプロジェクトも崩壊。

パワートレインは、元々搭載されていなかったものの、「ガヤルド」をベースにした排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520psを発揮。

内装は非常にシンプルなブラックレザーに、ステアリングやセンターコンソールにホワイトのアクセントを加えたバイカラーインテリア。
基本的なインテリアも「ガヤルド」からインスピレーションを得た形になっていますね。

なお、RMオークションで予想落札価格は不明ながら、以前にRMサザイーズにて予想落札価格を約3億~3億7,000万円としていましたが、まさかの売れ残るという事態に。
今回も恐らく、強気な予想落札価格を公開してくるとは思いますが、以前のことも考えると「果たして本当に売れるのか?」と懸念はどうしても残ってしまいますね。

Reference:CARSCOOPS