これは意外。ブガッティ「シロン」の燃費は「ヴェイロン」よりも悪い結果に

2020-05-27

環境保護庁EPA(Environmental Protection Agency)のウェブサイトにて公表された、2018年モデルのブガッティ「シロン」の平均燃費が11mpg(4.7km/L)であると発表。
これは「高速走行:14mpg(6km/L)」と「街乗り走行:9mpg(3.8km/L)」を平均しての計算となりますが、これに対して、前モデルとなるブガッティ「ヴェイロン」は、「高速走行:15.1mpg(6.4km/L)」と「街乗り走行:8mpg(3.4km/L)」という燃費となり、若干ではありますがブガッティ「ヴェイロン」の方が”低燃費”という結果に。


そもそもパワートレインが排気量8.0L W16気筒クワッドターボエンジンを搭載する個体に、燃費の話を持ち出すのはおかしい話だとは思いますが、それでもこの結果というのはちょっと驚きですね。

ちなみに、過去のデータでは、ブガッティ「ヴェイロン」が最高速度407km/hで走行した場合の燃費は0.8km/Lであり、最高速度で走り続けると、最大容量100Lのガソリンをたった12分間で消費する計算となり、距離はたったの80kmしか走行できない結果となります。

なお、参考ではありますがその他のスポーツカー又はスーパーカーの公式燃費は以下の通り。

・ダッジ「チャレンジャーSRT ヘルキャット」・・・16mpg(6.8km/L)
・マセラティ「グランカブリオ」・・・15mpg(6.4km/L)
・ロールスロイス「ファントム」・・・14mpg(6km/L)
・フェラーリ「GTC4ルッソ」・・・13mpg(5.5km/L)
・アストンマーティン「V12ヴァンテージ」・・・12mpg(5.1km/L)

Reference:autoevolution