悲惨すぎる。イギリスにて、納車したばかりの約3000万円のフェラーリが1時間後にクラッシュ→炎上&大破

2020-05-27

イギリスはサウス・ヨークシャー州にて、高速道路を走行していたフェラーリ「F430スクーデリア」が、オーバースピードによりコントロール不能でクラッシュ。
事故の詳細としては、高速道路M1のジャンクション付近にて、「F430スクーデリア」がオーバースピードにて多数の車を追い越していたところ、咄嗟の車線変更をした際に、雨によって濡れた路面にスリップしてしまったことが原因であるとのこと。


「F430スクーデリア」は、そのままガードレールを突っ切ってしまい、50メートル下の土手まで落ち、牧草地にて停車。
しかし、この時点で「F430スクーデリア」は見るも無残なまでに大破。

更には、そのあとエンジンが発火してしまい、大炎上するという始末となり、完全に修復不可能レベル。
警察の調べによると、この個体を運転していたのは30代の男性で、今日までコツコツと貯金をし、夢にまで見た「F430フェラーリ」を(中古ではありますが)約3,000万円にて購入。
そして、この日は待ちに待った納車日であったとのことで、納車直後に高速道路を走行していたところ、納車1時間で修復不可レベルの事故に至ったのはあまりにも悲惨すぎますね。

なお、この個体を運転していた男性は、奇跡的にも腕に擦り傷ができる程度の怪我で済んだとのことですが、これまで待ちに待ったフェラーリがたったの1時間で大破してしまうという精神的ダメージと、これまで貯金してきたお金と時間が一瞬で消え去ってしまったのは、決して癒えることの無い大きすぎるショックともいえますね。

関連記事:自分の人生を捨てて20年間貯金し、購入したばかり&保険未加入のフェラーリ「488GTB」がクラッシュ

北アイルランドにて、新車購入したばかりのフェラーリ「488GTB」がクラッシュするという海外ではよくあるものの悲惨な事故が発生。
こちらの個体、納車されてまだ数日も経ってないとのことで、走行距離もたった69マイル(111km)しか走行していなかったとのことです。

さらに悲惨のは、この個体を購入したオーナー(40代後半)は、車両保険に加入していなかったとのことで、加入しなかった理由としては「保険代が高すぎて支払えないから」とのこと。

この個体を何とかギリギリで購入することができたというだけあって、その努力たるや相当なものであったと思われますが、何せフェラーリの新型車両を購入するために、大学を卒業してから結婚もせずに、ひたすらに働いて貯金をすること20年。
ようやく購入できたわけですから、走行させたときは相当に興奮していたのだと思われます。

しかしながら、その努力もむなしく、たった数日で20年の努力が一瞬にして破壊。
幸い、ドライバは軽傷で済んだものの、車体のダメージは中々に大きく、恐らく相当な修理費用が発生すると思われますね(エンジンは特に問題なし)。