スズキ「キャリー」にロータリーエンジンを搭載してみた。軽量化を極めしエンジンスワップ【動画有】

2020-05-27

スズキの軽四トラック「キャリー」に、マツダ「RX-7」のFD3Sに搭載していたとされるロータリーエンジンO/Hを移植したトンデモ動画が公開に。
とても軽量化に軽量化を重ねた軽四トラックから 放たれるエキゾーストサウンドは、とても”軽トラ”とは思えないほどに独特で、まさに「FD」のロータリーサウンドを奏でていますね。


ちなみに、今回のエンジンスワップに加えて、30個所近く変更しているとのことで、以下はその一部を抜粋。
「変更するならば徹底的に」という想いが伝わってくる一台で、相当にこだわりの強いオーナーなのだろうなぁと感じますね。

・ポート研磨
・純正からRaysホイールに交換
・NOS搭載
・燃料タンクを50Lに交換
・フロント車高調
・ロールバー11点 GTウィング
・フルエアロ&オーバーフェンダー
・メーター各種追加
・フューエルコントローラーVpro
・フロントディスクキャリパーENDLESS 6ポットスリットディスクローター等
・リヤデフ AE86流用LSD
・ブレーキシルビアS14ディスクスリットローター

【キャリートラックロータリーエンジン搭載】

更に強烈なロータリー搭載車がコチラ!
関連記事:BMW「M6」のV10エンジンから6ロータリーにスワップ。クレイジーな高回転型800馬力仕様に(2017/10/8投稿)


BMWのMスポーツ「E63 M6」のV10エンジンからマツダ・6ロータリーにエンジンスワップしたクレイジーな個体が登場。
この個体は、南アフリカのチューナーであるAJレーシングがカスタムしたもので、エンジンはKiwiReによって一本化。

元々のスペックとしては、排気量5.0L V型10気筒エンジンを搭載し、最高出力507ps/7,750rpm、最大トルク520Nm/6,100rpmを発揮。0-100km/hの加速時間は4.6秒にて到達するハイパフォーマンスモデルとなっていますが、敢えてこのエンジンから2ローターエンジンの13Bのハウジングを繋ぎ合わせて、エキセントリックシャフトを制作し、高回転型のエンジンに載せ替えた模様(これは中々に変態な構成)。

ちなみに、6ロータリーエンジンを搭載したことにより、最高出力は507ps/7,750rpm→800ps/9,000rpmへと向上。
エキゾーストサウンドも、ロータリーサウンド特有の甲高いものに変化しています。

もちろん、カスタムしたのはエンジンだけでなく外観においても大きく変化しています。
フロントを確認していくと、エンジンフードにダクトを設けブラックペイント化し、フロントヘッドライトにはカーボンパーツを装着。
フロントスプリッターが何ともスポーティな印象を与えます。

足回りについては、専用スポーツサスペンションや10ピストンフロントブレーキ、19インチブラックペイントのカスタムホイール、イエローブレーキキャリパーを装着しています。

リヤには、空力抵抗を改良した大型リヤウィング、大口径エキゾーストパイプを装着することで、ダイナミックさを強調しています。

内装はもはやコメントの必要はなさそうですね。
ここまで実用性を完全無視すれば非常に気持ちが良いです。

【6 Rotor BMW M6 Engine Swap ( Rotary BMW, Videos and Build Progress pictures )】