ランボルギーニは元々トラクター製造、フェラーリはモータースポーツサポート、それではケーニグセグは?

全世界に名を轟かせる程に有名となったスーパーカーメーカのフェラーリやランボルギーニ。
フェラーリは、今年で創立70周年となり、70年前はフェラーリの処女作となるレーシングスポーツモデル「125S」や「166インター」といったGTカーを製造していました。

しかし、それよりも以前の1929年においては、フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリ氏がモータースポーツをサポートする「ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ」を設立し、ディーラーチームとして4輪の他にオートバイ部門も担当していました。

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一方のランボルギーニにおいては、1940年代に創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏が軍用トラックを改造・販売することで富を得、後の1947年に小さなチューニングショップを開き、更には農業用トラクターの製造・販売を経験し、その後スーパーカーメーカへと成長していきました。

上記2メーカは、元々車両関係のビジネスを経て、スーパーカーメーカへと成長しましたが、フェラーリやランボルギーニのスペックを遥かに凌駕する”メガカー”メーカーであるケーニグセグを設立したクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏は、1991年(彼は19歳)に、冷凍チキンを販売していた経歴を持っています。

ケーニグセグ氏は、もともと”自動車が大好き”で、「俺は、冷凍チキンの販売なんかしたくない。俺は車を作るためにこの世に生まれたんだ」とチキンの販売を辞め、たった3年間の独学で車と経営学について猛勉強し、1994年にケーニグセグ・オートモーティブを創立。
冷凍チキンを販売していた以前は、アルバイトでストックホルムのスズキ・ディーラに通っていたとのことですが、その時から車に関する情報をある程度蓄えていたのかもしれませんね。

ケーニグセグ・オートモーティブが初めて車両を販売したのは、会社を創立してから約8年後の2002年。
当時初のスーパーカーモデルとなる「CC8S」が発売されるわけですが、この個体は2ドア・タルガトップタイプで、生産台数はたったの8台のみ。パワートレインは排気量4.7L フォード製水冷V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力655ps、最大トルク760Nmというとんでもないスペックで、おまけに”ラプタードア”という独特の開き方をする個体でしたが、あまりの知名度の低さに当初は全く売れなかったとのこと(しかもこの時期は、ポルシェ「カレラGT」も発表されたため、全ての注目をポルシェに奪われてしまった)。

しかし、当時スーパーカーコレクターであった投資家が、ケーニグセグ「CC8S」を見た瞬間に一目ぼれし、即購入。その後に多額の資本融資を受けたことからケーニグセグが徐々に世界的に有名なスーパーカーメーカへと成長していった軌跡がありますね。

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