北米市場向けのトヨタ「アヴァロン」のレンダリング画像が公開。ほぼ新型「カムリ」だった件

2020-05-26

北米トヨタが販売する前輪駆動(FF)モデルの大型上級セダンであり、北米トヨタのフラッグシップサルーンとして有名な「アヴァロン」の2019年モデルと思わしきレンダリング画像が公開に。

「アヴァロン」は、1992年に販売終了した「クレシーダ」の後継モデルにあたる高級セダンで、密かに日本市場においても初代、2代目と販売していたモデルでもありますね。
ただ、販売するに当たり売り上げはそこまで向上することもなく、最終的には日本国内での販売を取りやめ、後の現行ラインナップにもある「カムリ」がメインにて販売することとなります。


今回公開している新型「アヴァロン」のレンダリング画像を確認していくと、やはりそのフロントエンドデザインは、現行の新型「カムリ」と非常にそっくりであるものの、どこかしらレクサスのシンボルにもなっているスピンドルグリルを継承しており、更にはフロントグリルがメッシュになっているところもレクサスっぽさを強調。

っとは言いながらも、日本のトヨタ「カムリ」「フィールダー」等にも採用しているフロントデザイン「キューンルック」を採用しているようにも見えられ、日本の技術と北米の技術を組み合わせたかのような、いわゆる”良いとこ取り”。

なお、パワートレインは排気量2.5L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力210ps、最大トルク250Nmを発揮と、意外と大人しめのノンハイブリッドモデルとのことですが、近年のアメリカ車両においてもダウンサイジングハイブリッド(フォード「マスタング」「F-150」)を導入することを考えると、日本国内でもラインナップしている直4エンジン+ハイブリッドのラインナップも十分に考えられるとのことで、日本市場に近づけた、まさしく北米版「カムリ」を販売しくていくのではないかと考えられます。

Reference:CARSCOOPS