TVR「グリフィス」の新たなティーザー画像が公開。ショートスローレバーのMTにトグルスイッチも採用

2022-06-29

TVRの新たなモデルとなる「グリフィス」のティーザー画像が公開に。
ティーザー画像では、6速MTのショートスローレバーと薄めのトランスミッショントンネルがセンターコンソール内に配置され、さらにはレバーに手前側に5つのトグルスイッチを含むパネルがあるように見えますね。
恐らくセンターユニットになる赤のトグルスイッチはハザードだと思いますが、最近のMINIのモデルは、トグルスイッチがエンジンスタート/ストップボタンになっているため、この辺りは確認してみないとわからないところ。


ただ、ミッションレバーの手前側にトグルスイッチがあることを考えると、レバーを持つ手首がトグルスイッチに触れる恐れもあり、特にセンターにある赤のトグルスイッチがエンジンスタート/ストップボタンともなれば中々に危険なところに配置しているため、やはりハザードではないか?とも思ったりします。
なお、レバーの奥側(トグルスイッチとは反対側)には3つのHVACコントローラーがあり、そのうちの2つは温度設定用ともう一つがエアコンの強弱を設定するものと思われますね。

ちなみに、新型「グリフィス」のパワートレインは、排気量5.0L コスワース製V型8気筒エンジンを搭載し、最高出力480psを発揮するわけですが、これに対して車体重量は1,250kg以下になるため、1トンあたりに出力する値は384psとなります。
これは、ポルシェのハイパフォーマンスモデル「911ターボS」よりも優れたパワーウェイトレシオを発揮しているとのこと。
(ポルシェ「911ターボS」は、排気量3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力580psを発揮するものの、車体重量が1,605kgとなるため、1トン当たりに出力する値は361ps)
これにより、「グリフィス」の加速性能は非常に高いことが伺えますが、実際の数値としては0-100km/hの加速時間は4秒以下で、最高時速は320km/h以上になるとのこと。

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Reference:autoevolution