遂にラ・フェラーリ・アペルタが登場。西のスーパーカー聖地・芦有(ろゆう)ドライブウェイの東六甲展望台駐車場に行ってきました

2020-12-09

まさかアノ超限定モデルを目の前で見れるとは‥

本日8月13日(日)、芦有(ろゆう)ドライブウェイ・東六甲展望台に訪問。

最後に訪れたのは、6月中ごろであったため、ちょうど2か月ぶりの訪問となりますが今回はスーパーカーが多数登場するも、その中でも圧倒的な存在感を誇るハイパーカーが遂に登場。

そのハイパーカーのセクシーなスタイリングとデザイン、そしてこの世のものとは思えないほどの存在感に、「見るものすべてが虜になる」とはまさしくこのことを言うのだと実感した大変貴重な時間でもありました。


日曜日の晴れた早朝に集まるスーパーカー達のもとへ

本日芦有に到着したのは、早朝6時30分と普段より速めの到着。

空を見てみると、雲が少し広がっており、若干の肌寒さはあるも時間が過ぎるにつれ適度な過ごしやすい気温だったと思います。

早朝7時過ぎにも関わらず、気が付けば東六甲展望台駐車場はポルシェでどんどん埋め尽くされていきます。

やはりこの地は、ポルシェを筆頭にアルファロメオやロータス等、多くの欧州車(中には一風変わった日産マイクラも)が集う個体であることに変わりは無さそうです。

そんな中で早速登場してきたのがこちらのスーパーカー。

ランボルギーニ・ウラカンLP610-4・スパイダー。

ウラカンの四輪駆動+オープンモデルとなりますね。ボディカラーは何とも蛍光色強めのライトグリーンとなる「ヴェルデ・スキャンダル」。

ボディカラーとAピラーのフレームを同色にし、足回りのブレーキキャリパカバーも蛍光グリーンにするところの拘りは非常にグッド。

メーカオプションとなるスタイルパッケージをセットし、ホイールはまさかの社外品となるレイズ製。このような特徴的なホワイトカラーのホイールは非常に珍しいですね。

おまけにサイドステップ上部には、イタリアントリコロールのストライプが入っており、足元をおしゃれに仕上げています。

インテリアシートはレッドとかなり激し目ですし、エクステリア・インテリア共に派手ではあるものの、アグレッシブさと上品さを残したギリギリのラインを狙ったファッションセンスといったところ。

ちなみに、ランボルギーニ・ウラカン・スパイダーのオーナーさんは、お知り合いのポルシェ911GT3や911GT/カレラRS乗りのオーナーさんとカルガモ走行で来られたとのことで、その色合いを見るだけでも非常にカラフルで、ポルシェの奇抜なカラーリングはやっぱりどの個体にも似合うなぁと率直な感想。

ちなみに、これら911達とランボルギーニ・ウラカン・スパイダーの反対側には、サーキット場からの刺客も登場。

ポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツですね。

先代ケイマン(981)GT4をベースにしたサーキット専用モデルですが、普通に公道走行可能にしているんですね。

パワートレインは排気量3.8L 水平対抗6気筒エンジンを搭載し、最高出力385ps、最大トルク420Nmとノーマル仕様とは変わらないものの、シャシー関係にGT3専用パーツを流用し、更には内装は骨格剥き出しのコックピットが準備。

まさしく「たたかうためのポルシェ」として生まれた特別モデルとなりますね。

そして、色んな車談義に華を咲かしていると、遂にあのハイパーカーが登場です。

遂に世界限定209台+1台の超希少モデルが…

フェラーリ・ラ・フェラーリ・アペルタの登場です。

世界限定209台+1台のみ(日本には12台)の製造で、現在世界で一番購入することが困難と言われる究極の個体となります。

ラ・フェラーリ・アペルタの価格はオプション込々で約2.3億円。

中古車販売価格であれば、最低でも5億円は下らない、まさに天井知らずのハイパーカー。

こちらの個体、先日の木曜日に納車したばかりで、今回初めてドライブをしたとのこと。

ボディカラーは、パール系ホワイトの「ビアンコ・イタリア」で、このカラーを塗るだけでもオプション費用は約400万円にもなるとのこと。

ラ・フェラーリ・アペルタは、選べるボディカラーが「ホワイト」「ブラック」「レッド」「イエロー」「グレー」とかなり限られており、更にはそのボディカラーに併せてインテリアカラーも決められてしまうため、そういう意味ではオプションは少なく、選択の幅が狭い”完成された個体”となります。

ちなみに、ルーフは完全手動脱着式で、Aピラーの傾斜角が非常にキツイことからアペルタ、というよりもバルケッタに近い感じ。

なお、カーボンファイバ製のハードトップルーフをオプションにて選択したとのことですが、ハードトップルーフだけで約400万円とのこと(高級車が一台買えますね)。

少し離れた位置から見てみましょう。

他の個体が完全に静まり返り、この世のものとは思えないほどに圧倒的な存在感とオーラを放っています。

美しい空の下に宿る白い跳ね馬が、芦有ドライブウェイに今到着。

全ての骨格は、ラ・フェラーリとは全く異なり、もちろんシャシーも異なるため、走りにおいてはとにかくニュートラルで、クイックなハンドリング操作が可能とのこと。

リヤはもはや車の形をしていません。明らかに一台だけ戦闘機のよう。

ついでにナンバープレートの固定位置を見てみましょう。

かなり斬新な位置に組み込まれていますね。

更に下から覗き込んでみるとこんな感じ。

やはりナンバープレートは海外のように貼付式に限りますね。

内装は、ブラックを基調としたレッドのアクセントを加えたフルアルカンターラシート。

それ以外のバックシートやセンターコンソール、ステアリング、パドルシフト、ダッシュボードのほとんどがカーボンファイバがふんだんに使用されていますね。

なお、パワートレインは排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジン+モータ2基(前後1基)を搭載し、最高出力963ps/9,250rpmを発揮し、0-100km/hの加速時間は3秒未満、最高速度は350km/hまで到達。

全てを超越したラ・フェラーリ・アペルタを、まさか芦有で拝むことができるとは思いませんでした。

次はいつ拝見できるのでしょうか?

その他には、何とも珍しいアメリカのマッスルカーが登場。

フォード・マスタングの登場です。

現行モデルを拝見するのは初めてですし、オレンジカラーというのはかなり珍しいように感じます。

先代モデルを踏襲したデザインで、サイズは全幅が38mm拡大、全高36mm縮小することで、ワイド&ローなスポーツカーへと進化。

パワートレインは不明ながらも、エコを意識した直列4気筒エコブーストエンジンを搭載したモデルなのかもしれません。

リヤマフラをブラックペイントに塗装しているところも、中々にオシャレですね。

アメ車以外にも、ブログで活躍されているJunさんのアウディTTや、かなりド派手なパープルカラーのポルシェ911GT3RSと、とにかく多彩な顔ぶれが登場。

最後には、新たにランボルギーニ・ウラカン・スパイダーやマクラーレン675LT、そしてラディカルといったレーシングカーも芦有を盛り上げます。

本日はとにかく(ポルシェを筆頭に)多数の欧州車が登場し、数多くのスーパーカーはもちろんのこと、世界限定200台のハイパーカーまで登場するという異様な盛り上がり。

普段では中々お目にかかれない珍車にも巡り合うことができ、非常に楽しいひと時を過ごすことができました。

また、次回も訪問したいと思います。

過去の芦有ドライブウェイ記録はコチラにてまとめています。