これは変態。フランスのデザイナーが「フロントアクスル+リヤオーバーハングのみ」をレンダリング生成

2020-05-27

魅力的なフロントと見栄えの良いリヤを備えた自動車を設計することは、自動車メーカが取り組んできた今日までの大きな課題ともいえますが、今回フランスのデザイナーであり芸術家のSoufyane Benhammouda氏が、創造的というか独創的な方法で、フロントアクスル+リヤオーバーハングのみを生成した何とも変態的なデザインレンダリングを公開。


アクスルは、自動車走行装置の中の車軸のことを意味し、オーバーハングはタイヤの中心よりも外側に被さる突出し部分を指しますが、つまりは中間部分を完全にぶった切ってフロントとリヤを繋げたものを生成するという何とも斬新過ぎる発想ですね。

例えば以下のランボルギーニ「アヴェンタドールSV」。
フロントデザインとディアンサスホイールはもちろんのこと、その真後ろにはSV専用リヤウィングにリヤテルランプ、ド派手なリヤディフューザーが装着されていますね。
おそらく、前後バランスの重量配分により”いずれにも偏らない”ような生成しているのだと思いますが、こういったデザインというのは中々確認できない貴重なもの。

他にはレクサス「LFA」。

マクラーレン「720S」。

パガーニ「ゾンダ」。

明らかにやりすぎたメルセデスマイバッハ「ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ6」。

Soufyane Benhammouda氏曰く、一番前後バランスが良かったのは日産「GT-R」とのことで、あくまでも計算の中ではありますが、フロントアクスルとリヤオーバーハングの比率は「1:0.94」だったとか。

Reference:CARSCOOPS