福知山大陸に行ってきた。ここでスーパーカーを写真にて確認していこう【ランボルギーニ編】
本日8月20日(日)、京都府福知山市の三段池公園 第7、8駐車場にてNPO法人”E grows”さん主催の「福知山大陸」が開催。
本イベントでは、福知山初となるスーパーカーイベントも併せて開催され、世界で活躍するチューナー・リバティーウォーク(LB Performance)社CEOの加藤渉氏を筆頭に、フェラーリとランボルギーニ、マクラーレン等を集めたスーパーカー20台以上のパレードランが行われました。
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今回のメインイベントであるスーパーカーパレードが行われた後、メイン展示となるフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンが20台展示されましたが、今回は【ランボルギーニ】を1台1台ピックアップしていきましょう。
メイン展示では、ランボルギーニは「ガヤルド・スーパートロフェオ・チャレンジストラダーレ」「ガヤルド・スーパートロフェオ」「ガヤルド」「ウラカン」「ムルシエラゴ・ロードスター」「アヴェンタドール」×2「アヴェンタドールSV・クーペ」「アヴェンタドールSV・ロードスター」「アヴェンタドールLB仕様」の合計10台。
今回の展示にて、ランボルギーニのレーシングモデルが2台も登場するというのは非常に驚きで、更にはフラッグシップハイパフォーマンスモデルの”SV”も2台登場するのは意外でしたね。
それでは、早速ランボルギーニモデルを確認していきます。
一台目を飾るのは「ガヤルド・スーパートロフェオ・ストラダーレ」ですね。
こちらは、2011年のイタリア統一150周年にちなんで世界限定150台のみ生産されたレーシングモデルとなっていて、通常の「ガヤルド」よりも70kgも軽量化。
外観としては、レッドカラーをベースにフロントボンネットはカーボンファイバ製と絶妙なカスタムを施していますね。
もう一つの特徴としては、エアインテーク周りがブラック化しており、そこには「ガヤルド・スーパートロフェオ・チャレンジストラダーレ」の表記が。
もちろん、この個体はレーシングモデルとなるため、大型リヤウィングもしっかりと装着。
リヤウィングにも同じように「ガヤルド・スーパートロフェオ・チャレンジストラダーレ」の表記がありますね。
ちなみに、ホイールも相当な軽量化を加えて、こちらも通常の「ガヤルド」よりも13kgの軽量化に成功。
なお、パワートレインは排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力570ps、最大トルク540Nmを発揮します。
続いては、(恐らくではありますが・・・)「ガヤルド・スクアドラ・コルセ」。
レーシングモデル「ガヤルド・スーパートロフェオ」をベースにした公道走行可能のモデルで、そのデザインたるや、「ガヤルド」の中でも相当に派手ともいえますね。
おまけに世界限定50台とかなり希少なモデルとなります。
本来であれば、フロントのロアバンパーはボディカラーと異なりブラックにてツートン化しているものの、こちらの個体はオレンジカラーに全塗装したのでしょうか(そもそもスクアドラ・コルセにはオレンジカラーは存在しない)。
エアインテークやフロントスプリッターはカーボンファイバ製となっており、上のように”Super Veloce Racing(スーパーヴェローチェ・レーシング)”というロゴが。
「ガヤルド・スクアドラコルセ」は、レーシングカーをベースにしていることはもちろん、エンジン仕様も変更せずそのまま搭載。リヤウィングもレーシングカーと全く同じもの(しかもカーボン)を装着しているため、従来の「ガヤルド」よりのダウンフォースは3倍にも向上しているのだとか。
なお、こちらもパワートレインは排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力570ps、最大トルク540Nmを発揮します。
続いても「ガヤルド・スーパートロフェオ」。
これはもう、ガチ過ぎるレーシング仕様ですね。
それでいて、ナンバーも取得できたことがとても不思議です。
フロントのカーボンボンネットはもちろんのこと、カーボン製カナードやフロントエプロンはまさしくレーシング仕様。
サスペンションは、ホイールストロークを制限するとともにレース専用のスプリング/ダンパーを装備しており、ブレーキもレース用に強化したものを採用しているとのことで、正真正銘のレーシング専用モデルとなっています。
サイドウィンドウは、スライド式になっていますが、レーシング車両は「基本的にウィンドウが開けられない」ため、このように換気できるようにカスタムされたのではないかと推測(間違っていたら申し訳ございません)。
続いては「ウラカン」。
「ガヤルド」の後継モデルとなるV10エンジン搭載の「ウラカン」ですが、こちらもかなりカスタムされた個体となりますね。
特にエアインテーク周りのアフターパーツは、ランボルギーニの特徴でもあるヘキサゴン形状を更に幾重にも重ねることで、よりヘキサゴンを強調させる効果を発揮(していると思われる)。
ちょっと見えにくいですが、ルーフは本来ボディカラーと同色となっていますが、このモデルはペイントかラッピングによりブラックに仕上げていますね。
リヤにも後付けとなるリヤウィング装着され、更にはカーボンテープ等も貼付。
おまけにエンジンフード内のクロスバーはインテリアと同色のジアッロ(イエロー)にペインティングされていますね。
足回りも非常にユーモラスな社外品となるフォージアートホイール。
ブラックとホワイトに併せて、イエローのブレーキキャリパカバーが良いアクセントになっていますね。
続いては「ムルシエラゴ・ロードスター」。
かなり久々に見たであろう珍しきオープンモデルの「ムルシエラゴ・ロードスター」。
先代の「カウンタック」「ディアブロ」の垂直にドアが開くシザードア(世間ではガルウィング・ドア)とV12エンジンを引き継いだ後継モデル。
非常になめらかなボディを持つ「ムルシエラゴ」ですが、近年の攻撃的なデザインのランボルギーニとはちょっと離れた”アダルティ”なデザインで、刺々しくはないのですが、エンジンはとにかく化け物。
内装はブラックのレザーシートにイエローのダイヤモンドステッチが加えられオシャレに。
フロアマットの闘牛の刺繍もナイスですね。
パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力640psを発揮します。
続いては「アヴェンタドール」。
「ムルシエラゴ」の後継モデルとなる「アヴェンタドール」ですが、デザインモチーフは”カメムシ”となっており、特にフロントエンドの形状を見てみると”確かにカメムシっぽい”と思う人も多いはず。
こちらの個体は珍しくも純正仕様を貫いている個体ですが、やはりノーマルであっても非現実的なスタイリングをしているのは一目瞭然。
内装もかなりシンプルなブラックベースのレザーシート+ホワイトステッチですね。
ドアはやはり上に開くシザードアですが、「ムルシエラゴ」は垂直に対して、「アヴェンタドール」は若干角度が付いていることが確認できますね。
先ほどの純正とは違って、ガッツリカスタムされた「アヴェンタドール」の登場です。
ボディカラーは非常に爽やかな「ブルー・ルマン」。
先ほどのホワイトの「アヴェンタドール」と比較してもフロントスプリッターやディテールアクセント等、細かなカスタムが施されており、見ていてとても楽しい思える一台ですね。
ホイールもまさかのブルーペイントで、ブレーキキャリパカバーも同色のブルー。
リヤエンジンのクロスバーもブルーに仕上げるという徹底したこだわりっぷり。
もちろん内装もガッツリブルーのアクセントを加えています。
ちなみにパワートレインは排気量6.5L V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力700ps、最大トルク690Nmを発揮します。
続いては「アヴェンタドールSV・ロードスター(イエロー)/クーペ(レッド)」。
フラッグシップモデル「アヴェンタドール」のハイパフォーマンスモデルですね。
フロントデザインの大きな変更点としては、やはりロアバンパーとエアインテーク周り。
マット系カーボンパーツを使用することで、ボディカラーとのメリハリが付き、より引き締まった顔つきになります。
もう一つの特徴としては、リヤフェンダーに貼付可能の”BIG SVロゴ”ステッカー。
こちらはオプション価格約60万円で、ペイントにすると約100万にもなる超高額オプションです。
おまけにカーボンリヤウィングの標準装備も”SV”の特徴でもありますね。
リヤマフラは安定のパワクラ。
とてつもないエキゾーストサウンドを奏でます。正直、鼓膜がやられます。
「アヴェンタドールSV」のパワートレインは、「アヴェンタドール」と同様の排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載しますが、最高出力は700ps→750psとパワーアップします。
最後は、「アヴェンタドール LB Performance」というぶっ飛んだ個体。
とりあえずどこから説明して良いのかわからないのですが、ベースは通常の「アヴェンタドール」で、そこにリバティーウォークのボディキットを装着。
カーボンファイバ製フロントスポイラーやサイドスカート、リヤディフューザーはもちろんのこと、フロントとリヤの過激なオーバーフェンダーは説明するまでもなくド派手。
油圧に車高をリフトアップすることも可能ですが、ここまで低すぎるとどこ走ってもはらした擦ってしまいますね。でもやはりカッコいい。
オフセット幅が一体どれだけあるのかわからないほどの極太ホイールとオーバーフェンダーが良い味を出してます。
ちょっとサビ風にも見えるデザインですが、これもリバティーウォークの持ち味。
フロントヘッドライト上部にも”LB Performance”のロゴが入っていますね。
リヤエンジンを除くと、もはや理解不能なまでにカラフルなクロスバーが存在。
この材質を聞いておくべきでしたね。
やはりランボルギーニは全体的にヤンチャ仕様にてまとめられており、とにかく過激。
ですが、この過激さとヤンチャっぽさが男心をくすぐり、ランボルギーニの魅力に憑りつかれていくわけですね。
なお、【マクラーレン・フェラーリ編】【サブ展示編】は以下の関連記事をどうぞ。
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