2億円以上の大損。フロイド・メイウェザー氏が所有していた「CCXRトレヴィータ」が半値で落札【動画有】

2020-05-26

以前、世界的に有名なプロボクサーであり、2015年版「最も稼いだアスリート」ランキングで首位を飾ったこともあるフロイド・メイウェザー氏が所有していた、ケーニグセグ「CCXRトレヴィータ」がモントレー・オークションに出品する、という記事をお伝えしましたが、今回この個体が何とも悲惨なまでの金額にて落札。

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ケーニグセグ「CCXRトレヴィータ」は、2015年8月当時、”世界で最も高い”といわれた個体で、約4億円のランボルギーニ「ヴェネーノ」を押さえて約5.7億円にて購入したとのこと。


この「CCXRトレヴィータ」は、”超”富裕層向けに世界限定2台のみ製造された個体と言われ、その内の2台目を入手したのがフロイド・メイウェザー氏となります。
ただ、「トレヴィータ」はスウェーデン語で”3つの白”という意味が込められており、実際には”3台製造された”ともという説もあり、3台目がどのオーナーに納車したのかは不明。

この独特のデザインを持った「CCXRトレヴィータ」のボディは、ダイヤモンドを練り込んだカーボンファイバ素材で覆われているとのことで、ボディカラーだけで最低約1,000万円にも上るとのことで、恐らく世界で最も高価なボディカラーとも言われています。
デザインベースは「CCXR」になっているものの、約7倍の値段に跳ね上がった特別仕様の「トレヴィータ」は、排気量4.8L V型8気筒スーパーチャージャーを搭載し、最高出力1,018psを発揮。
0-100km/hの加速時間は2.9秒、最高速度は410km/hにまで上るとのことです。

そんな、全てが高額すぎる個体が、モントレー・オークションにて出品されるこちらの個体の予想落札価格はまさかの3.2~3.6億円になるとの噂もあり、ケーニグセグモデルでありながらもかなりの大損になることが予測されていましたが、実際に落札された金額はまさかの約3.0億円。

新車価格5.7億円に対してほぼ半値での売却価格というとんでもない結果となりましたが、フロイド・メイウェザーの1試合のファイトマネー約50億円に比べたらポケットマネーレベルではあるものの、それでも約3億円ともなれば「ラ・フェラーリ・アペルタ(約2.5億円)」やブガッティ「シロン(約3億円)」、ケーニグセグ「レゲーラ(約2億円)」といったハイパーを購入できてしまう程なので、ある意味今回のオークション史上最もインパクトのある結果だったのかもしれません。

Reference:autoevolution