世界限定3台のみ。パガーニの特別モデル「ゾンダHPバルケッタ」が登場

2020-05-27

パガーニ「ウアイラ」の前モデルとなる「ゾンダ」は、今もなお納期4年待ちのオーナーに向けて生産し続けるある意味”現行”のフラッグシップモデルとなりますが、そんなモデルに新たな特別限定モデルがコンコース・デレガンスにて登場。
それは、パガーニの創立者であるオラチオ・パガーニCEOの生誕60周年を祝う世界限定3台のみ製造のオープン(バルケッタ)モデル「ゾンダHPバルケッタ」が発表となりました。

この個体は、1950年~1960年代にかけてプロトタイプとして開発されたレーシングカーをモチーフにしており、特に後輪がホイールアーチカバーによって被せられているところを見ると、ちょっとしたレトロ感が演出されていることがわかります。


この後輪を覆うホイールアーチカバーはカーボンファイバ製となっており、日本企業ZOZOTOWNの前澤社長が所有していたワンオフモデル「ゾンダZOZO」を彷彿させるデザインとなっています。

内装はちょっとわかりにくいものの、「ウアイラBC」にも一部採用しているボトムハガーから派生したタータン張りとなっていますね。

それ以外にも、鍛造ホイールやフロントカナード、チンク・インスピレーション・エアインテークを装着し非常に印象的なデザインを持ちますが、これだけでも金額的に1千万レベルに到達する程。

なお、「ゾンダHPバルケッタ」のパワートレインは、排気量7.3L AMG製V型12気筒エンジンを搭載し、最高出力760psを発揮。車体重量は通常の「ゾンダ」よりも30kgも軽い1,250kgとなります。

Reference:autoevolution