ランボルギーニのワンオフモデル「コンセプトS」が遂に売れた。ただし、落札価格は予想よりもかなり低かった模様

2020-05-26

以前、ランボルギーニのワンオフ&コンセプトモデルとなる「コンセプトS」が、モントレーのRMオークションにて出品する、という記事を公開しましたが、この個体が無事にオークションにて落札したことが判明。
こちらの個体、スイス・ジュネーブモーターショー2005にて、ランボルギーニ「ガヤルド」をベースにしたスピードスタータイプ(ウィンドウやルーフが無いため、クロスボウのようなウィンドウ・ディフレクターが装着)として登場。

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「コンセプトS」は、「ガヤルド」にて確認できるアンギュラー・デザインを継承し、その後に誕生する「ガヤルド・スパイダー」のインスピレーションを受け、コックピットを2分割にしたデザインが何とも印象ですね。

「コンセプトS」は、元々世界限定100台生産される予定でしたが、生産性の低さとコストパフォーマンスの悪さにより、最終的にはコンセプトモデルの1台しか製造できず、このプロジェクトも崩壊。

パワートレインは、元々搭載されていなかったものの、「ガヤルド」をベースにした排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520psを発揮。
そんな希少性の高い個体とは言えども、2015年に一度オークションに出品したことがあり、そのときの予想落札価格は約3億~3億7,000万円としていましたが、まさかの売れ残るという事態に。

今回も恐らく、約3.5億円ぐらいの強気な予想落札価格を公開してきたのではないかと推測しますが、結果的には約1.6億円と予想よりも半値以下という結果となり、これもまた驚くところではありますが、いずれは高額になるであろう希少な個体とも言われているため、行く先々のことを考えると、ある意味安い買い物(それでも相当高額ですが)になったのではないかと考えたりします。

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Reference:CARSCOOPS