マジか。ランボルギーニ「ヴェネーノ」が中古車市場にて11.3億円にて販売中

2020-05-26

ランボルギーニが、創業50周年を記念して世界限定3台(厳密には4台)のみ製造したアルティメットモデル「ヴェネーノ」が、中古車市場にて登場。
この個体は、ランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドール」をベースとしており、新車販売価格約4億円にて販売された世界一高価なスーパーカーとしても有名で、以前にもこの個体が中古車市場に登場し、その際は約11億円というとんでもない金額にて取引されていました。

今回はグリジオ・チタンのようなグレー系のボディカラーに身を纏い、ディテール部にはレッドのアクセント、そしてフロントスポイラーやサイドスカート、リヤディフューザにはオールカーボン、ホイールもカーボン使用と、とにかくお金をかけた一台となっています。


サイドのスタイリングを見ていくと、やはり「アヴェンタドール」の面影がうっすらと残っていますね。
ドアに上に開くシザードア(ガルウィング・ドア)。
サイドドアのすぐ隣に、縦向きのイタリアントリコローレデザインがペイントされているのは非常に珍しいですね。

リヤデザインは、この世のものとは思えないほどにぶっ飛んだデザイン。
まさにステルス戦闘機ですね。

内装は非常にシンプルなグレーのフルアルカンターラシートにレッドのカラードステッチが加えられていますね。
ダッシュボードやセンターコンソール付近はほぼカーボンファイバ製となっています。

なお、基本的には全て純正仕様となっているため、カスタムは一切しておらず、おまけに走行距離も僅か180kmと、本当にちょっとした街乗り程度しか使用していない極上品となります。

パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力750ps、最大トルク690Nmを発揮します(アヴェンタドールSVと同じスペックですね)。

ちなみに、「ヴェネーノ」はスペイン語で「毒」を意味していて、1914年にスペインのアンダルシアにあるサンルーカル・デ・バラメーダ闘技場にて行われた闘牛のことを指しており、伝説の闘牛士であるホセ・サンチェス・ロドリゲス氏を突き即死させた凶悪な闘牛の名でもあります。

Reference:CARSCOOPS