かなりイケてる。フェラーリ「288GTO」を現代風にアレンジしたらカッコ良かった件

2020-05-26

フェラーリがグループBカテゴリのホモロゲーションを取得するために世界限定272台のみ生産したとされる「288GTO」ですが、この個体は今現在でも約3億円を超える価格にて取引される非常に価値のある個体として有名ですね。

そんな価値の高い「288GTO」を、南アフリカのデザイナーであるMatthew Parsons氏が「288GTOを現代風にアレンジしたら?」というレンダリング画像を公開しました。


今回公開している現代風「288GTO」ですが、ベースモデルのスタイリングやデザインを崩さずに、現行の滑らかなフェラーリのスタイリングも融合。
その結果、レトロでありながらもモダンでもある、アグレッシブで洗練された高級感のある一台に仕上がっていますね(どことなくランボルギーニ要素も含まれている)。

フロントから確認していくと、フロントのヘッドライトは、一昔前の折り畳み式(リトラクティブ)ではなく、フラットフードと並び非常に細い(FXX KやフィスカーのEモーションに近い)ヘッドライトとなっていますね。

側面については、「288GTO」から得たインスピレーションをそのままに、角ばったルーフやダクトは特に変更を加えていないように感じますね。

後部は「288GTO」と「812スーパーファスト」(角張と丸み)を掛け合わせたようなデザインとなっており、特にリヤテールランプが二眼となっているのは、「812」譲りと言っても良さそうですね。
リヤディフューザーはカーボンファイバを使用し、ディテール部はボディカラーと同色にしているところは現代的ともいえますし、ホイールは「488シリーズ」のデザインによりエッジを利かせたものを履かせています。

なお、このレンダリング画像をもとに今後リメイク版?のようなものが販売される可能性は低いにしても、仮に販売されるとしたら結構な話題性を呼ぶことは間違いなさそうですね。

Reference:CARSCOOPS