ポルシェの新型「カイエン」が遂に発表。フロントフェイスは「911」、リヤは「パナメーラ」寄りの贅沢仕様

2020-05-27

ポルシェは、来月より開催予定のフランクフルトモーターショー2017でのデビューに先立ち、いちはやく新型「カイエン」を発表しました。
今回の新型モデルにて、ほぼ一から最設計されたクロスオーバーとなりますが、フロントフェイスは大きく変更され、エアインテークは大型化し、更にはLEDヘッドライトを標準装備し、フロントデザインは「911」寄り。
スタイリングとしては、「カイエン」はルーフラインが非常に低いため、どちらかというと”背の高い4ドアクーペ”といった印象ですね。


リヤデザインについては、リヤテールライトが「パナメーラ・スポーツリスモ」と同じデザインになっていて、これはかなりナイスなデザイン。
リヤテールのデザインが変わるだけで、車体のイメージもガラリと変化しています。
なお、リヤ全体を見てみると、SUVというよりもハッチバックのようにも見え非常にスタイリッシュ。別の車種で言えばシトロエンの「DS7クロスバック」にも見えますね。

インテリアについては、3スポークのステアリングホイールに、2台の7インチディスプレイが並んだアナログタコメータを備え、更には新たな計器クラスターも装備。
音響面については、BoseとBurmesterのオーディオシステムを搭載します。
ちなみに、リヤトランクは約770Lの容量を確保しているため、実用面においてもかなり充実。

パワートレインとして、今回登場している「カイエンS」は、排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力440ps、最大トルク550Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は4.9秒、最高時速は265km/hとなります。

なお、今回の新型「カイエン」からは、アルミニウムをふんだんに使用しており、車体重量は前モデルよりも65kg軽量となる1,985kgとなっています。

機能面においては、アダプティブクルーズコントロールを含む様々なドライブ支援システムを装備し、更には、ナイトビジョンアシスト、レーンチェンジアシスト、レーンキープアシスト、交通渋滞アシストも装備。
アメリカでの販売価格としては、ベースグレードの「カイエン」が約788万円、「カイエンS」が約995万円となっています。

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Reference:CARSCOOPS