ポルシェ911ターボを40年間毎日乗り続けた男が登場。走行距離は約120万km(地球30周分)超え【動画有】

2022-09-25

先日、ポルシェ911シリーズの累計生産台数が100万台を突破したことを記事にて公開しましたが、今回カナダにて、ポルシェ911シリーズのHシリーズに該当する1976年式911ターボを所有するBill MacEachern氏が、41年間毎日使用し、その結果約1,166,000km(725,202mile)を走行したと話題に。

これは、ポルシェのオフィシャル動画サイト「911Magazine」にて公開したもので、「911シリーズ」のみならず、ポルシェの最高の信頼性と品質を謳った動画となっています。


Bill MacEachern氏は、911ターボを購入して以来、通勤の往復はもちろんのこと、休暇のドライブ等全てをこの個体と過ごしてきたとのことで、言いかえれば、過去41年間911ターボ以外の個体と触れ合わなかったと捉えられるほど。

それだけ「911ターボ」に惚れこんできたわけですが、この40年間で一度だけ大きな事故を起こしてしまい、各種パーツの交換・修理(フロントバンパーやアクスル、サスペンションアーム、ドライブシャフト等)が必要となるほどの大きなダメージを受けることとなりますが、それでも、「この車に乗り続けたい!」という強い思いから修理を決意。

修理期間は、約2~3週間の期間を要したとのことですが、911ターボが自身の手元に返ってきたその日に、約2日間にわたって1,000km以上を走行するというとんでもない行動を起こすほどに待ち遠しかったのでしょう。

エンジンオイルは5,000~10,000kmのペースで交換と、定期的なメンテナンスも実施し、走行距離は116万km(もしかしたら現在は、既に120万kmを超えている?)に到達。Bill MacEachern氏は、これからも毎日911ターボに乗り続けるとコメント。

恐らく、ポルシェ911シリーズの中でも上位の過走行車と思われますが、今後どこまで距離が伸びるのか、そして最終的にどの程度の維持がかかるのか、次の愛車は何を検討しているのか(恐らく死ぬまで911ターボ)、その一つ一つがとにかく気になる内容となっていますね。