メルセデスベンツより、新型「Sクラス・クーペ/カブリオレ」が公開。販売は2018年中旬から

2020-05-27

メルセデスベンツは以前、「Sクラス・セダン」の改良モデルを発表しましたが、その後のフェイスリフトモデルとして2ドアクーペモデルとカブリオレモデルの両モデルを発表しました。
今回公開している「Sクラス」は、今月より開催のフランクフルトモーターショー2017にてワールドプレミアされ、更には上位スポーツモデルのAMGからも「プロジェクト・ワン」や「Sクラス」、そして新たなコンセプトモデルも発表されます。


今回発表の「Sクラス」は、アメリカモデルにおいては四輪駆動(AWD)と後輪駆動(FR)を備えた「S560クーペ/カブリオレ」を準備。
パワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力470ps、最大トルク700Nmを発揮。「S560 4Maticクーペ」の0-100km/hの加速時間は4.5秒で、「S560 4Maticカブリオレ」は車体重量の関係で0.1秒遅めの4.6秒にて到達。

ちなみに、欧州モデルでは下位グレードとなる「S450 4Maticクーペ」を選択することも可能で、こちらはV6ツインターボエンジンを搭載し、最高出力370ps、最大トルク500Nmを発揮。0-100km/hの加速時間は「S560」に比べて約1秒遅めの5.5秒にて到達。

なお、今回フェイスリフトされた「Sクラス・クーペ/カブリオレ」にはOLEDテールライト(素子数は33個)が搭載。

加えてフロント・リヤバンパーとフロントヘッドライトも若干の変更が加えられていますね。
特にフロントの小型LEDライトのインパクトはかなりのものと言えます。

インテリアについては、「クーペ/カブリオレ」共に中央に12.3インチの大型ナビゲーションディスプレイを設置し、最新世代となるコマンドナビゲーションシステムも導入され、更には自身の気分に応じた最適なドライブアシストや、落雷情報、シートマッサージ等といったエナジーコンフォート機能が充実。

技術面については、アクティブ・ディスタンス・アシストディストロニック機能やアクティブ・ステアリングアシストが改善され、標準装備となります。
有償オプションでは、マジックボディコントロールサスペンションが改良され、更なるスポーティな乗り味を提供するとのこと。
なお、このフェイスリフトモデルは、アメリカにおいては2018年中旬から販売が開始され、日本はその後の下旬ごろになると思われます。

Reference:CARSCOOPS