最後の空冷モデル・ポルシェ「911GT2」がオークションにて登場。予想落札価格は驚異の1.2億円

2020-05-26

1996年式のポルシェ「911(993)GT2」がオークションにて出品されることが判明。
この個体は、世界限定161台のみ製造された最後の空冷モデルであり、現在の中古車市場での価格高騰はとにかく異常で、最低でも約8,000万円は下らないプレミアモデルでもあります。
そんなプレミアモデルがRM Sothebyのオークションにて出品されるわけですが、現在の予想落札価格は約1.2億円で、もしかするとこの価格を更に上回る可能性も十分に有り得ます。


「911GT2」は、911レースに出場するために開発された特別なポルシェのホモロゲーションモデル。
基本的には後輪駆動モデルのみですが、今回出品されるモデルは四輪駆動モデルとなっており車体重量も軽量化しているとのこと。

パワートレインは、排気量3.6L 空冷水平対向6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力430psを発揮します。

ボディカラーは非常にシンプルなブラックカラーで、足回りも純正そのままですが、とにかくスポーティですね。

ちなみに、「911GT2」は純正でありながら、まるでリバティーウォークのようなボルトオンフェンダー仕様となっており、これは「カレラRS」から譲り受けたデザインにもなっていますね。

走行距離は約18,000kmとなっていますが、1999年に15,000km走行時点でニュルブルクリンクサーキットにて一度クラッシュしているのですが、その後ポルシェの工場にて修復され、更に約3,000kmのみ走行しています。
もちろん、ボディもエンジンも全く問題無し。

Reference:motor1.com