かなり奇抜。ラポ・エルカン氏が所有していた迷彩カラーのフェラーリ「458イタリア」がオークションにて登場

2020-05-27

イタリアのファッションブランド「イタリア・インディペンデント」の会長であるラポ・エルカン氏が所有していた迷彩風のフェラーリ「458イタリア」が本日開催のRM Sothebysオークション”Ferrari – Leggenda E Passione”にて出品されることが判明しました。

ラポ・エルカン氏と言えば、イタリア・フィアット社の元会長の孫であることでも有名で、過去には誘拐されたという虚偽の事件を作り出し、警察に逮捕されたこともある”お騒がせ”セレブでもありますね。


今回オークションに出品される個体は、迷彩風のかなり派手な色合いを持つ個体で、これはフェラーリのテーラーメイドによって生み出された特別カラーとなります。

ラポ・エルカン氏は、7年前に「458イタリア」を新車にて購入し、そのカモフラージュ風のペイントスキームによって迷彩調に仕上げ、更にはグリーンとブラックが混ざった特殊カラーのホイール、迷彩調のキャリパブレーキカバー等、一つ一つがとにかくこだわりの詰まった一台となっています。

内装もこれまたド派手で、ダークブランのレザーシートやステアリングホイール、ヘッドレストにはロッソキャバリアノのエンボス加工が施されているとのことですが、そちらの画像は無し。
それ以外のところは迷彩のデザインを取り込んでいますね。

センターコンソールはまさかのグリーンカラー込のカーボンファイバパーツ。
これは相当に高額だと思われます。

エンジン回りもグリーンのカーボンファイバを使用し、エンジンベイに至ってはこちらも完全に迷彩を取り込んでいます。

なお、オークションでの予想落札価格は3,500万円~5,000万円と言われていますが、ラポ・エルカン氏が当時購入した際の約2億円には程遠く、かなりの大損ともいえますが、それでも落札を希望するユーザーも多いとのこと。

Reference:CARSCOOPS