約40億円のスポーツカー・フェラーリ「250GTO」がグッドウッドにてクラッシュ【動画有】

2020-05-27

イングランドにて開催したグッドウッド・リバイバル2017にて、フェラーリの超希少なスポーツレーシングカー「250GTO 4399GT」がレース中にクラッシュ。
こちらの個体、1963年のツーリスト・トロフィー・グッドウッドにて優勝を果たした伝説のレーシングモデルで、1965年には公道用に改造、現在の市場価値では約40億円もする高価なモデルとして有名ですね
独特のボディシェルが大きな特徴で、一番最初に所有していたのは、これまで数多くのフェラーリ・レーシングモデルを所有してきたRonnie Hoare氏。


なお、「250GTO 4399GT」は世界で僅か4台しか製造されなかった希少モデルのため、その価値は上述の通り約40億円となるも、今現在も価格は高騰中。
今は亡き、世界屈指のフェラーリコレクターであるプレストン・ヘン氏が所有していた1964年のフェラーリ「275GTB/Cスペチアーレ」のような1台100億円以上の価値まではいかなくとも、恐らくこの個体に次いで高価になるであろう「250GT 4399GT」。

もちろん、今回のような事故ともなると交換用のボディを入手することなど不可能なため、恐らく修理。
修理費用だけでも高額なスーパーカーが一台購入できるレベルだとは思いますが、お金の問題以外にも様々なものを背負うドライバにとっては、世界を揺るがすレベルの大事故。
幸い、エンジン等が損傷する事故ではないこと、ドライバにケガが無かったことが救いですが、今回のグッドウッドはある意味忘れられない一日になりそうなレースになりそうですね。

Reference:autoevolution