かなりレア。オランダにて、爽やかなブルーのランボルギーニ「イスレロ」が目撃に

2020-05-26

オランダ・ハウトヘムにて、何とも珍しすぎるランボルギーニ「イスレロ」が目撃に。
「イスレロ」と言えば、1968年から1970年に生産されたモデルで、親会社(オーナー)が初代のフェルッチオ・ランボルギーニだったときですね。
しかもこの年代には、「イスレロ」以外にも有名な「ミウラ」や「イオタ」「エスパーダ」が登場していた黄金世代でもあります。


「イスレロ」は、実はそこまでメジャーな個体では無かったと聞きますが、ランボルギーニとしてはかなり力を入れていたV型12気筒自然吸気エンジンを持つ2+2シートのGTモデルとなります。

旧世代モデルとなる「400GT」を発展させた個体でもあるため、実用性を向上し、更には排気量4.0Lと大排気量エンジンで、最高出力320psを発揮するスペシャルモデル。
もちろん、生産台数は非常に少ない225台で、現在発見されている台数は150台以下。
しかも、雨の中で駐車されている(つまりは移動用として使用している)個体は今回が初めてですね。

ボディカラーは何とも珍しいベイビーブルーですが、当時のランボルギーニモデルでは意外と主流のボディカラーで人気も高かった模様。
ライトは昔ながらの折り畳み式となるリトラクティブライトを採用しています。

ちなみに、「イスレロ」という名前は、ランボルギーニの伝統でもある闘牛の名前にちなんでおり、有名な闘牛士であるマニュアル・ロドリゲスを刺殺した最恐の牛でもありますね。

Reference:AUTOGESPOT